株式

2014 年 10 月 21 日

昨日は年金用の金使って平均株価500円も上げたのに

今日は300円も下落。

ずっと年金の金を放り込み続けて平均株価上がっているように

してるけど、どんだけ使うのだろう。

政府は一瞬で何千という銘柄を売買できる専用ソフトを

使っているそうです。プログラミングさえちゃんとできれば1・2%の

運用益は確保できるのかもしれません。外国の投資家も同じような

システムを使っているのでしょうから、ただ吸い上げられるのは日本の

個人投資家だけなのでしょうか。これに日本のNSAが手を貸せば赤子の

手をひねる様なものでしょう。

今やっているのは政府が買って外国投資家が売っている。

年金資産がどんどん減っていっているというのが実際のような気がします。

中野 味ノマチダヤ

2014 年 10 月 21 日

地方の小さな酒蔵の美味しい地酒を売り続け

日本酒ブームを生みだした、「味ノマチダヤ」さん。

かれこれ30年、月一のペースで通い続けています。

酒の事をなんでも教えてくれます。

先日行ったら、ワインセラーが出来ていました。

奥さんと娘さんたちで力を入れるそうです。

最近海外にも卸しているそうです。まだ1000万ぐらいしか

行って無いようですが、台湾、シンガポール、サンフランシスコ

等から注文が入るようです。

今日の新聞に岩国の旭酒造の「獺祭」の酒米の山田錦の

事が記事になっていました。丁度獺祭の話が出たところでした。

シンガポールあたりから、3000円の酒を3万でも4万でも買うと

云って来ているそうです。でも木村の社長はそういうことはしない

人で、小さな新しい酒蔵の応援が基本の人です。

14代、磯自慢、新政、獺祭など有名どころはすぐ見かけなくなり

ますが、無名の酒蔵の物でもここに選ばれたものはそれなりに

美味しい。先代のお爺さんが始めた酒屋が息子の社長で花開き、

英語などもバリバリ話せる娘さんたちで大きく世界に飛び出そうと

している。初めて店を訪れた時にはおじいちゃんもおばあちゃんも

店に立っていた普通の街の酒屋さんだったのですが・・・・・・。

イニュニックも外国のお客様にお越しいただくのですが、私が

ほとんど喋れないので折角のお話が纏まらないこともあります。

力があれば、世界のどこからでも見つけてくれる環境になっているの

ですね。渋谷や原宿のショップでも英語が喋れる店員がいるのは

当たり前になっているようです。池袋のヤマダ電機とビッグカメラは

中国語を喋れる人を入れたか入れなかったかで明暗が分かれた感も

ありますが、これは別の問題です。

昨日、開けた酒は「八兵衛」三重県の小さな酒蔵です。

これがすっきりしていてとても美味しい。冷でも燗でもどちらで行けます。

1900円でも十分美味い。

シンガポールのあのプール下のレストランで「八兵衛」が飲まれるのも

あながちあり得ない話でもない時代になっているのだと思います。

日本のウイスキー

2014 年 10 月 16 日

ディック・フランシス。イギリスの元競馬騎手で推理小説の

作家になった人。「証拠」という本だったかワインの

ボトリングについての犯罪が書かれていた。

日本のウイスキーで国内用と国外用で同じ銘柄のウイスキーの

味が違うのは、あまり知られていないことかもしれません。

これは、別にボトリングに関しての犯罪ではありません。

マルちゃんのキツネうどんの味が関西と関東で違うのは

当たり前になっていますもんね。

両親を連れて台湾に旅行に行ったとき、羽田の免税店で響

買ったのです。向こうで飲もうと思って。家族のマイブームに

なっていてよく飲んでいたのです。それがそれが、飲みなれた

味と全然違うのです。すんごく芳醇で味も重く、ズドンと喉に

染み渡るのです。かあーちゃん以外がみんな唸りましたからね。

「これめちゃくちゃ美味いよ。」20年ぐらい前の事でした。

実際最近、響賞取りました。

国産ウイスキーを過少評価しておられる向きは、ぜひ免税店で

買われることをお勧めします。

変態

2014 年 10 月 16 日

植木に産み付けられた卵が幼虫になって葉っぱを食べながらだんだん

成長する様を観察しております。外に置いたままではスズメに食べられるので

部屋の中に入れています。私が近づいてみているときは、ピクリとも動かない。

枝の格好してこのくさい息を吐き散らす大型動物に見つからないよう必死で

擬態しています。かみさんが云うには葉っぱを食べているときは、バリバリと

大変な大きな音を立てて食い散らかしているそうなのですが、私の時には

微動だにしません。葉っぱをある程度食べて成長するとさなぎになるため

樹から降り、鉢からも離れて安全な日陰の垂直な壁を目指します。

先日たまたま、リヴィングの床を横断する幼虫を見つけたので、掌に載せて

外の柳の木の鉢の中に置いたのですが、すぐに鉢を乗り越えてコンクリートの

床に落ちていきました。状況をどのように判断しているのか判りませんが、

もう目的に向かって一直線です。多分マンションの壁をよじ登ってどこか

安全な場所で変態するのでしょう。幼虫の足は10本か12本ありました。

指にしがみ付かれると少しちくりとします。これが蝶になったら足は6本

ぐらいになります。養老さんの身体巡礼という本の中で、チョウの幼虫と

成虫はもう全然別物の生き物というしかないと云うようなことが書かれて

ありました。トンボとヤゴの関係でいうとヤゴの顎や足はそのままの形を

基準にして変形してトンボの顎と足になるのですが、蝶は違います。

さなぎの殻の中で、ミキサーにかけるようにどろどろのぐちゃぐちゃに

一旦溶けるようです。2種類の遺伝子のもとに生きているのですね。

我々人間も途中で変態するのも面白いですね。前半が男性だったら

後半は女性とか、女性だったら男性とか。

内面性ではケッコウ現実としてそうなっているからあまり面白い変態

では無いかもしれません。

イニュニックも何かに変態しようかなと考えたりしますが、今より楽しい

仕事があるはずがない。確かに印刷製本業は苦しいし、それほど

儲かる仕事ではありませんが、一所懸命アイデアを練って工夫された

本を具体的な形にするという仕事は、新たな発見に最初に触れる

仕事ですし、原石を最初に見つけられる場所です。

ですから、イニュニックの変態というのでしたら、そのような場をもっと洗練

させて、見つけるだけじゃない場所に発展させることかもしれません。

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