三省堂 新聞書評棚

2018 年 2 月 26 日

池袋三省堂書店に行ってビックリ。うちで刷った本が2冊も紹介されて

いました。「絶景本棚」は読売新聞で。「トコヤロード」は朝日新聞で。

床屋の廃業が凄いというニュースがありました。1000円散髪などがあります

からね。個性的な床屋は残ってほしいです。そんなこと言いながら私は美容室

なんですけどね。床屋はフウゾクでは無く紛れもない文化なのです。しかし

なんだって江戸時代はあのように頭頂部までおでこを剃り上げていたので

しょうか?髪結い屋は辻辻に髪結い床を設えて地域の見張り番も務めていた

ようです。そういえば、小学校の時に行っていた散髪屋のおっちゃんも根掘り

葉掘り家の事訊いて来ていたな。

映画「ビガイルド」

2018 年 2 月 25 日

7人のシンデレラとキノコの王子

バージニアの森の中に7人のシンデレラが住んでいました。

年若いシンデレラの日課は森にキノコを採りに行く事です。

ある日、木の影に異界からやってきた大きなキノコを見つけました。

しかしよく見るとそのキノコは傷ついています。若いシンデレラは、

その傷ついたキノコをお城に連れて帰りました。他のシンデレラも

「とても美味しそう」と喜びます。我慢強く介護した結果とても立派な

キノコに回復しました。それぞれが待ちきれないとばかりに食べようと

しましたが、そのキノコは食べられないキノコでした。しょうがないので

みんなで殺しましたとさ、めでたしめでたし。


奈良食べる通信 蓮根

2018 年 2 月 25 日

今月の奈良食べる通信2月号は、奈良県北部山添村で蓮根づくりに

励む下川麻紀さんです。うつむきがちないじめられっ子が農業に

挑戦して立派な蓮根を作るようになり地域に根付きネットワークを広げ

自然農法の推進者として考えを共有する人たちのまとめ役になるまでの

物語です。可愛いお母さんだけど、見事に大地に立っている。

食べ物作りは、身体つくり、こころ創り、場所づくり。蓮根は粘って

甘いのも美味しいけど、なんと云っても穴が美味いやね。

文春砲 トコヤロード炸裂

2018 年 2 月 23 日

週刊文春の書評欄でトコヤロードが取り上げられました。

前回の「東海道床屋ぞめき」から3年、満を持しての第二弾。

今度は街道を離れて全国の床屋を訪ね歩いて写し撮った

キンキラキンの床屋ワールド。福岡、四国、広島に長野、福島

岩手、青森まで。パンチに角刈り、リーゼント、坊主頭に坊ちゃん

刈りまでやったであろう髪型まで彷彿とさせる佇まい。バックに

横浜銀蠅聴こえてきそうでエンジンこれまた全開なのでした。

今日、林さんがフェイスブックで次は何やりましょうと云うから、

「次は世界でしょう」と答えました。イタリヤのトコヤ。毎朝、マフィアの

親分が髭剃りとつめ磨きにやってくるようなところ。または、スペインの

闘牛士が試合の前に髪を整えに来るところ。

東北食べる通信 真牡蠣

2018 年 2 月 23 日

宮城県南三陸町の真牡蠣。

瀬戸内の相生は造船所もあるけど最近は牡蠣でも有名です。

鰯浜のカキ、坪根のカキ、室津のカキ、室津は龍野かな。

昔は、牡蠣が生臭くて食べられなかった。妹が嫁いだ家が牡蠣屋で

船曳商店と云います。築地ではまあまあ有名みたいです。今は

サムライオイスターと云う名前を付けて売っています。そういう縁故が

ありながら人でなしの兄は、宮城のカキを食べていました。だって

宮城の方が美味いんだもの。だけど震災前位から宮城もいまいちかなと

思い始めていました。それで今度は厚岸のカキ。肉厚で臭みも無い。

それが最近は厚岸も宜しく無いようで相生が再評価されているようです。

瀬戸内海は水の浄化も無いのに何で美味くなっているのか?

宮城のカキはぎゅうぎゅうのいかだの間隔を開けただけで抜群に美味く

なったそうです。厚岸も今は過密状態になってしまったのかもしれません。

地元のカキや北海道のカキに浮気したけどやはり、私は宮城のカキかな?

これ読んでいる瀬戸内の人達の約半分のお怒りを買ったかもしれません。

サムライオイスターは、ある特殊な事を一日、二日、牡蠣に施しています。

これは企業秘密かもしれないんでここでは書きませんが、どうしてもと云う

人がいれば特別にお教えします。

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