The Window of My Studio
2018 年 11 月 14 日スデックは晩年、身体を悪くして外に出れない状況になってしまいました。
自宅の窓から外の庭を撮影する日が続きます。ガラスの水滴だけが続く写真
が一杯あります。明確な被写体など必要ないほどそれらは美しい。
スデックは晩年、身体を悪くして外に出れない状況になってしまいました。
自宅の窓から外の庭を撮影する日が続きます。ガラスの水滴だけが続く写真
が一杯あります。明確な被写体など必要ないほどそれらは美しい。
先月、吉祥寺の写真集専門書店「ブックオブスキュラ」での山谷さんの
トークイベントに参加させて頂きました。スピーカーが山谷さんとT&Mの
松本さんと私。9時過ぎまでお酒を飲みながら好き放題言いたい放題の
トーク。店長が若い方でたった500円で飲み放題の大盤振る舞い。中々
腹の座った女性だなと思っていました。途中で見せられたのが店長の宝物
だと云う、ジョセフ・スデックの古い写真集。グラビア印刷でなんと云う
見事な写真家なんだと感心しているとこの写真が出て来たのです。この写
真は、20代の前半に出会った物でした。何かの雑誌でおまけに点いて居
たモノ。以来ずっと家に飾っていました。写真としては割と単純なのでさ
ほど高名な方のものだとは思わなかったので作家の事を調べる事も有りま
せんでした。パラパラと捲っていたらいつもそこだけしっかり現れます。
店長も好きな写真だといいます。山谷さんの「観覧車の妻」のプリントを
家に飾っているのですが、うちの奥さんは、「おかぁちゃんや」と云いま
す。アーモンドの樹、中と外。僕にとっては「姉ちゃんや」なのです。
この写真の3月後、姉は亡くなり、我が家はどん底に落ちて行きます。
https://bookobscura.com/news/5bb885eaef843f7ff2001864
吉祥寺の写真集の本屋さん、ブックオブスキュラで山谷さんの
トークイヴェントが行われます。10月27日(土)18:00から
みんなで酒飲みながらワイワイガヤガヤ。私もトークに参加
します。
井上佐由紀さん「私は初めてみた光を覚えていない」
穴の位置がずれているヤレ本。
色上質黒と印刷ページがサイズ違いで交互に重なります。全100ページ。
産院の承諾を得て撮った生まれたての赤ちゃんの目の写真です。
生まれて初めてみる光。ここから約80年。毎日毎日朝起きてから
夜、目を瞑るまでずっとその目でこの世界を見続けます。
人生3万日、起きてる時間が16時間。16×30,000で48万時間。
キスで目を閉じている時間が1万時間だとしても47万時間の人生
劇場を私たちは私たちに観るのですね。面白くするのもつまらなく
するのも私たち自身です。
大阪のデザイナーの納谷さんが遊びに来てくれました。
本を頂戴しました。納谷さんのデザイン装幀、組版、編集
だそうです。この本、出たばっかりですが、書店の目立つ
ところに良く置いてある本で、手に取ったことあったので
すが、積んだままの本がまだ一杯部屋にあるので、一応我
慢していたのでした。