PAGE 小さな出展社

2019 年 2 月 5 日

明日からサンシャインでデジタル機械の展示会、

「PAGE 2019」2月6日~2月8日が始まります。搬入と云っても

大したものじゃないです。出展者の中で史上最少のスペース

面積A3です。テーブルに420×297の展示スペース。

あと壁面も使っていいと云われています。しかし、展示ス

ペース小さいですけど、そこで開陳される世界観は無限大です。

デジタル機械では無くて、印刷の未来を・・・・・・。

そこまで言うと詐欺ですね。ウォーリーを探せ為らぬ、

イニュニックを探せ。どうぞお楽しみに。お待ちしています。

子供が熱を出したので今日は休みます。

2019 年 1 月 30 日

と、島袋君から電話がありました。島袋君はオンデマンド工房の主任で

一人で3台の機械をオペレートしています。少し現場が混乱するかもと

思いながらも何とかなるかなと思っています。うちの会社は、少人数で

すが何でもこなせる様にあらゆる事をして貰っています。本部に居るメ

ンバーは、お客様の電話対応やメール対応しながら、オンデマンド機を

動かして、その合間に入稿データをチェックして、その間隙をぬってデ

ザイン、組版までしています。一人で何役もしなければならないので、

最初は、大体パニックになります。おまけにあまり残業をしてはいけな

い事になっているので、それぞれのメンバーの能力は、とても高いです。

しかしそれにしても、胸を張るような声で堂々と確信を持って「休みま

す。」と云ったのは、ひょっとして月曜日の朝礼の話が合ったせいかも

しれません。島袋君の奥さんも別の印刷会社に勤めていて、大体子供の

何かと云うと島袋君が休暇を取ります。子供は今、3歳ぐらいでしょう

か。で、月曜日の朝礼の話が原因と云うのは、子どもが熱を出す事も必

要という話をしたのです。インフルエンザと犯罪者と云うテーマで話し

ました。今とてもインフルエンザが流行っています。それに合わせて皆

予防でマスクしています。島袋君もいつもマスクしている人です。新聞

でマスクの話も有ったものですから。予防なのか監視カメラ対策なのか

裸顔恐怖症なのか?私はマスクの流行は、眼差しに特化する事で純粋に

目の欲望だけの存在になることが出来ると云うのが本当の意味だと思っ

ています。ここは話が少しずれました。ウイルスや菌と云うのは我々と

ともに有る物で排除では駄目でその耐性を身体に付けることが重要と云

うごく当たり前の事を云いました。犯罪も社会に有る物です。我々人間

も利己的な動物に過ぎない。ある条件を越えれば、普通に殆んどの人が

盗んだり殺したりします。簡単にその条件まで行ってしまわない様に社

会全体で弱い人々の救済措置を施す努力が必要なのです。

島袋君がマスクを外したから子供が風邪を引いたかどうかは判りません

が、なんとなく言葉の強さに私を非難する気持ちが滲んで居る様ないな

いような。

ボー、と生きる

2019 年 1 月 28 日

8才位までボーッとしていました。言葉もあまり知らなかったし、

何を如何したら良いのかよく判らなかった。人との関係もどの様に

作ったら良いのかよく判っていない子どもでした。傍からは馬鹿な

んだろうなと思われて居たようです。で頭の中は、ボーッとしてい

たかと云うと自分の中ではそうでも無くていろいろと動くもの見て

いたし、家畜や虫も良く観察していた。葉っぱの臭いや動物のフン

も良く嗅いでいた。雲が流れていくのをジーッと見ている子供は、

大体、ボーッとしているように見えますね。でも、あまり早いうち

から世間に参加しても余り良いことは有りません。小さい頃は、じ

っくり自然観察や人間観察をやってよーく飲み込んでから参加して

も遅くは無いのです。8才になって兵庫に引っ越して父親と住むよ

うになってそんな私の蜜月は終焉を遂げます。2323と並んだ通

信簿を見て激昂した父親のスパルタ教育が始まったのでした。

5歳のころはボーッとしているのが正しいのよ。ちっさい頃から小

賢しいのは、クリエイティヴな人には成れないですね。

おきなわ食べる通信 島にんじん

2019 年 1 月 25 日

沖縄の食材は、地味だなとずっと思っていました。ご馳走と云うのでは

ないなと思っていました。他の地域の食べる通信に比べて少し地味。

しかし、食べることはぬちぐすい(命の薬)、滋味で良いのですね。

ご馳走ばかり食べる人には徳がつかない。よぉーく判ります。

ふくおか食べる通信 ぬか炊き

2019 年 1 月 25 日

去年梶原編集長が次回の食べる通信は、ぬか炊きだと教えて頂いた時から

少し興奮している私がおりました。「ぬか炊き」殆んどの方は知らないと

思います。文字通りぬか漬けのぬかで炊くのです。青魚を醤油と砂糖みり

んで炊くのですが、仕上げ前にぬかを入れて炊きます。魚にぬかの味が着

く訳ではありません。ぬかに醤油と砂糖みりんと魚のだしが着くのです。

そのだしが染み込んだぬかと魚を一緒に口中に投入してすかさず白い熱々

のご飯を頬張ります。世界で一番美味い食事がこれです。魚が無くなって

もぬかだけでもう一膳食べれます。生まれて初めて食べた時は、ご飯が無

くなって、皿に残ったぬかを舐めて、頭叩かれていましたから。一応、小

笠原流の作法の厳しい家でしたがそんな事をきれいさっぱり忘れさせてし

まう味なのです。小倉の伝統料理です。明日は、作ってみようかな思いま

す。おばあちゃんを思い出しながら。

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