pege2020
2020 年 2 月 6 日 木曜日昨日は半日、サンシャインのデジタル、オンデマンド機材展に行って
来ました。各メーカー、少し寂しい展開で去年一杯いた中国人関係者
が殆んど居なくて、閑散としているかと云うとそうでも無くて意外と
人が入っているというのが、出展者の感想。大塚商会が面積増やして
いました。そこに去年と同じにイニュニックも極小面積で小さな展示
をしています。本来なら次の本が出てる筈でしたが編集の遅れから展
示はかないませんでした。
富士ゼロックスはイリデッセ、金銀押し。リコーは前回と同じ901、
こちらもスペシャルトナー押し。コニカが秘密の展示で新しい機械を
見せて貰いました。ドルッパでお披露目と云う事でクリーサーやカッタ
ーを内蔵、解像度が上がっています。それとトナーの発色が良くなって
います。理想科学のリソグラフがヨーロッパでも人気と云うのですが、
私はさほど魅力を感じません。活版の様な印刷の原点回帰と云う雰囲気
のみで確かにその時代を知らない人から見ると新鮮なのかも知れません
ね。紙メディアが縮んでいく中で各社、アイディアもう出てこない処。
質を上げて淘汰の波の中で生き残りを掛けると云うのがイニュニックの
戦略ですが、皆さんもそこ位しかないのかなと云うのが今回の感想。
中規模の下請けさんが去年から廃業が続いていて、その受け皿として
忙しい事は忙しいのですが、しかしそれは、前向きな経営戦略とは言
い難く、WEBに押されていく環境の中での紙メディアとして確固た
る立ち位置を探る迷走はまだまだ続きます。