勝ちたい方が勝つ
2018 年 7 月 12 日 木曜日始め、技量、経験、体格、圧倒的にイギリスの方が勝っていました。
前半初めに早々と先取して、楽勝だなと見てました。球ぎわは全て
イギリスが勝っていたし、クロアチアの攻めも単調で余裕も無く形
になっていませんでした。イギリスは、楽勝だなと思ったはずです。
それでもクロアチアは、愚直に球ぎわを激しくファールしながら身体
をぶつけて行っていました。そうするとイギリスの球ぎわが弱くなり
始めました。怪我を恐れはじめた。決勝の事も有るし、選手生命の事
も有ります。するとクロアチアのボールが繋がり始めました。最後ま
で力を緩めなかった。延長後半イギリスの足が止まり始めたところで
勝ち越しのゴール。クロアチア有利の笛だったとは思います。しかし
それでもです。ゲームはイギリスのモノだったけど、勝負はクロアチ
アでした。フランスとベルギーもそうだけど、上手いや強いじゃない
です。サッカーと云う競技の基本は格闘技なんですね。日本の少年サ
ッカーの世界で完全に抜け落ちているのが格闘技だという考え。テク
ニックを磨くしかない小柄ばかりが生き残って行く。モドリッチも球
ぎわを責めるのではなくずっと後ろで球を貰いたがっていたが、前の
方で貰い始めてチャンスが作れるようになった。その一線を越えるか
臆するか、クロアチアは超えた。さて、次のフランスはどうでしょう?