今月の食べる通信

2017 年 5 月 31 日 水曜日

今月はメインは蕨と云うよりマタギと行った熊狩りですね。

白石ちえこさんからたった今、写真展「鹿渡り」の案内が来ました。

北海道に移り住んだ写真家松井宏樹さんもあっちで動物や自然を

撮っています。昨日、やはり写真家山谷佑介さんと話したら去年から

撮り続けていた夜のシリーズがいよいよ作品集となるようです。

大橋さんの里いももそうですね。異界、スピリチュアルの時代が来始めて

いるようです。マタギは自然界と人間界を繋ぐ御師だと思います。

神奈川食べる通信様は予定が2か月遅れました。

食べ物の事なのでいろいろなアクシデントがあるようです。

素敵なご夫婦が育てる卵です。

おばちゃんの笑顔が素敵。東松島食べる通信は岩蔵熟成手作り味噌です。

この中の冒頭で書かれているけど、「あたしは恵まれているかも知れない」

文章書かれている太田さんも僕は運がいいと云われます。運を引き寄せる

佇まいというのがあるのです。太田さんも初めて会ったとき、素敵な人だな

この人は、望みを叶える事が出来る人だなとすぐ判りました。高橋編集長も

そう。心が開いていて笑顔が素敵なのです。心がささくれ立っていても

笑顔が素敵だと何とかうまくいきます。笑う瞬間に本気であなたが好きと

思うんです。これが運を引き寄せるコツ。

今日は何だか、スピリチュアル系の怪しい話になってしまいましたね。

「1972 青春 軍艦島」

2017 年 5 月 31 日 水曜日

2年前行った台湾で買った大橋さんの「1972 青春 軍艦島」

5年前、イニュニックでキャベツが腐っていく写真集「WATERSHED」を

作りました。表紙のデザインが良いなと思いました。全て黒箔押し

台湾の有名なデザイナーの方だそうです。45年前、端島が後一年で

閉山になるという話を聞いて軍艦島に移り住んで働きながら島の生活を

撮りました。感性の瑞々しさが本当に青春と云う感じです。

「WATERSHED」は誰かの耕作放擲地に有ったキャベツ畑をずっと

撮り続けた写真集です。キャベツが生ってそこから崩れて腐っていく

様をずっと撮ったもの。元のキャベツを植えた人の様が連想されて

悲しくも美しい写真集でした。次回はサトイモです。耕作放擲地が無く

「折角良いところまで写真を写しても、ココからと云うところで収穫しちゃう

んだよ。」で自分で植えて育てて、そこから朽ちていく最後まで撮るという

事をされた作品です。発行は「書肆山住」です。

歩く事

2017 年 5 月 30 日 火曜日

整体の高田さんが云うには、認知症の発症を防いだり遅らせたいの

だったらよく歩く事が大切と云います。

何人かの認知症の人のツボ、経絡を触ったことがあるとのことですが、

大体、足の先、足の指などを触ると異常に痛みを訴えるようです。

私は心臓と肝臓が弱っているそうです。ですから、心臓と肝臓のツボを

押さえると悲鳴を上げるほど痛い。心臓のツボはふくらはぎの下にあり、

肝臓のツボは大腿骨の正面にあります。心臓が悪いのは、頭の使い過ぎ。

使いすぎと云うといかにも知的労働を長時間行っているように見えますが、

そういう知的作業はさほど頭の負担にはなりません。どちらかと云うと悩み

とか、絶望、くよくよ、後悔、心配事。これらが頭と心臓によくない。

キルケゴールは絶望を死に至る病と云いました。あと肝臓が悪いのは

云わずと知れた赤鼻ののんべぇ人生。

足の指先のツボを刺激し続けるには、裸足で砂浜を歩くのが良いようです。

又は野山をビーチサンダル、又は裸足で歩く。ジムでは5本指の運動靴を

履いている人がいますが、あれも指のツボなどを刺激しながら体幹を鍛えて

いるのかもしれません。とにかく足の指がバラバラに動く、そんな歩き方が

良いようです。

人生フルーツ ポレポレ東中野

2017 年 5 月 29 日 月曜日

生まれてから1万時間目は27歳にやってきます。

2万時間目は54才です。私の2万時間目は2011年の7月に

やって来ていて、すっかり忘れていました。2011年はそんなことを

悠長に考えるような年ではなかった。3万時間目は82才です。

人生大体、3万時間です。10年ぐらい前に「生まれてから何時間?」

と云うサイトを見つけてあれこれ考えていた時があったのですが、

人生を時間で計りながら見るというのが、大して意味があるように思えず、

基本人生は、年であったり月であったり週であったりそうやって節目節目を

数えていくもんだと考えます。それがまた、こんな見方をまたなぜ持ち

出したかと云うと、それはやはりネットやコンピューターの出現です。

160年前の産業革命は動力の所が画期的であって世界が狭まって

物事が大きく短縮された。ある意味その前の時代に比べて沢山の時間を

獲得したわけです。今のコンピューターの発展は第4次産業革命とか

言われるものなのですが、ここでも我々は、膨大な時間を獲得したわけです。

生きている時間は3万時間なのですが、濃度が違います。前の尺度で考え

たら10万時間ぐらいの濃さになっています。身体の時間の速度で云うと

髪の毛はひと月に1センチ伸びます。鼻毛も月に1センチ伸びます。

しかし、パソコンに繋がった頭の回転で云うと鼻毛がひと月に1メートル

ぐらい伸びる速度なわけです。でも実際は1センチの世界から少しも

伸びてはいないのです。ここら辺が時間の容量と身体的な時間の密度の

違いです。基本的に時間と云うのは量ることが出来ない。

かみさんが友人から「貴志さんと観て来て」と云われたそうで東中野ポレポレで

「人生フルーツ」を観てきました。元建築家で日本住宅公団のエースの修一さん。

経済優先の団地のつくり方が意に染まず、距離を置いていきます。剥き出しの

土くれになった分譲地の一画に300坪の土地を買って先ず雑木林を造り

始めます。雑木林で土壌を育てながら四季折々の野菜を育て豊かな生活を

過ごしています。修一さん90歳、英子さん87歳。だけどこれは40年前、

有機栽培、無農薬、自給自足と云う理想的農業を求めて始まった考え方と

ほとんど同じなのです。まして、修一さんほどの能力と技術を持ちながら、

そこを生かさないで自分の生活に埋没するというのは、どうなんだろうと途中

考えていました。だけど修一さんが昼寝しててあっけらかんと死んでしまうのを

見て少し考えが変わりました。人生フルーツ、果実が実るというけど人生は

成果じゃない。人生は連綿と続く時間と云う流れの中の一部分。時が重複して

いる濃い時間の流れか、ペラペラの薄い時間の流れかどちらかしかないです。

ネットやスマフォを駆使する濃密な時間の成果には、心の満足は無いの

かもしれません。古来、こころは胸、心臓の中にあると云われてきました。

心臓は激しく鼓動するか、穏やかに鼓動するかどちらかしかありません。

頭を使いすぎると心臓は弱っていきます。

私にこの映画を観てと云ったかずみちゃん、悔い改めるところは改め、

奥さんを大事にする長生きする爺さんになってねと云うメッセージは、

しっかり受け止めました。

映画の切符を買って昼ごはん。近くの「十番」と云うお店。

亀戸餃子とホワイト餃子の良い処をバランスよく合わせた感じ。

370円。有名な店みたいです。

中本さんの写真集「4/5」ダブルトーン

2017 年 5 月 29 日 月曜日

墨とグレーのダブルトーン

30年前の赤瀬川さん。自転車に乗って待ち合わせの場所に来られたところ。

グレー版(DIC528)

中間色より下のトーンカーブ明るくしてコントラストを上げています。

墨版(女神インキスーパーブラック)

シャープネスかけて中間色のメリハリをつけました。

美学校に入りたかったけど好きすぎて近づけない私でした。

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