オシムの言葉
2014 年 7 月 28 日 月曜日今日は、サラエボでオーストリア皇太子が撃たれ、第一次世界大戦が
始まって100年だそうです。
昨日はずっとこの本を読んでいました。「オシムの言葉」
ボスニア・ヘルツェゴビナの戦いを感慨深げに話すアナウンサーが
ちらほらいるのに気付いていました。確かに旧ユーゴスラビアの国の中の
一つであるのは知っていましたが、クロアチアもセルビアもワールドカップに
もうすでに出ているので、ボスニアに何があるのか知りませんでした。
この本に書いてあるのは、サッカーの話ではないです。
物の考え方、事の進め方、道の開き方だと思いました。
最後、それぞれの民族主義者のところに説得に行って、ボスニアを
一つにまとめ上げて、あのワールドカップを戦っていたのですね。
夜と霧の中ではユーゴスラビアの行方不明者は、数が多すぎて
詳細不明となっております。そのような背景での説得です。
それなりの知識はあったからそれなりに応援はしていたのです。
「ジェコ!ジェコ!撃て!撃て!」なんてね。
でもオシムが係わっていたなんて知らなかった。
レアルの監督を蹴ってジェフ市原に来た。レアルを蹴ってまで行った
チームにレアルは練習試合を申し込む。確か10年ぐらい昔、レアルと
ジェフの試合が有ったのをなんとなく覚えています。
そんな凄い人なんですね。イスラエルとロシアにもちょっと言って来てほしい
ですね。しかしそれはちょっと無理か、「シュワーボ」ですもんね。
誰かホロコーストを止めてくれー。