池袋サンシャインで「PAGE2011」。日本印刷技術協会主催の
印刷・メディア・デザイン関連の新商品展示会に先週行ってきました。
会場は、大混雑。お客さんも多かったけど、展示企業の社員も大量
投入されていて大盛況の様相を呈しておりました.
2月の暇な時期でもありましたが、新しいソフトや印刷の未来を具体化する
出力機の性能などを検証できる展示商談会だけに来場者の意気込みも
並々ならぬものがあるように思いました。
私も一つ一つのブースを真剣に見て回りました。
盛況だったのは、オンデマンド機、WEB書籍制作ソフト。
オンデマンド機は、より印刷機に近づこうと云うアプローチ。
ゼロックスの封筒ができるタイプ。コニカの感圧が刷れるモノクロ機。
HPの金刷り、銀刷り。印刷機の様なやり方でロール紙に印刷をしている
機械。わが社は、印刷屋なのであまりそちらの方向には魅力を感じず。
バリアブルをもっと頑張ってほしい。いろんなデータを駆使して考えも
つかなかった広告展開や表現ができるようになると面白いと思う。
WEB書籍のソフトは、モリサワとスターティアラボが人を集めていたけど
電子ブック単品だけでは、なかなか商売としては難しい。
イニュニックでも本とセットにしたものを売りだそうかと企画していますが
「紙の力」に懸けたほうがまだ今は賢明かとも思います。
ホームページに張り付けて、WEBでフォトブックが自動的に発注できる
システムを販売しているソフト屋さんがありました。われらがコニカさんと
結託してセットで売り込もうと画策しているようですがどうでしょうか?
可能性は感じさせるものでした。でもそいうサイトはもういっぱいあります。
声の本、石の本、紙の本、光の本。人類と本は、切っても切れない関係。
本が人を人たらしめている。クラウドブックが正しい在り方なんでしょうか?
としたら次は「雲の本」ですね。
何となくきれいにまとまってそれで満足して、筆を置こうとしているところに
私の浅はかさがあるのですが・・・・・・・。
経営者としては非常に困った資質です。
今、念のために「クラウドブック」と検索したら東芝のパソコンでありました。
うーん、まっ、いいかぁー。