「輪廻転生」

2007 年 7 月 11 日 水曜日

昨日、かみさんが「転生かぁー。生まれ変わるんやったら何になりたい?」と聞くから「藤原紀香」と答えたんです。

そしたら即、「あ゛ー、無理無理、あんたぢゃあ、努まらへん。そんなん、台無しやでぇー!」だって。

うちのやつは、全然解ってぇへんと思います。

(写真は、ヴィスタの中に入っていたオマケ写真。私は、こんなに上手く撮れません。)

「こうしぇなあかんゆうことないんよ」

2007 年 7 月 8 日 日曜日

映画「もがりの森」を観て来ました。

また「分け入っても分け入っても青い山」が出てきました。もがりの森は、転生の森でもあり、生殖の森でもあるように感じました。

認知症を、人が壊れてゆく様ととらえるとそこには何も無いけど、逆にいらないものを削ぎ落して行くという風にみると、人のホントウの姿が表われてくるように感じます。

いろんな思いをもって生を紡いでいくのが人生だけど、開かれた拘りと袋小路の拘りがあるようにも思います。「こうしぇなあかんゆうことないんよ。」介護の話だけではないように思いました。

この映画には久しぶりに、心があわだつような感じがしました。傑作だと思います。

東京ブックフェア

2007 年 7 月 7 日 土曜日

初めてです。いろんな変った本が一杯あるのだろうと、ワクワクしながら来たのですが、いたって普通。冷静に考えたら、本は、内容が重要なのであって体裁はそれなりに内容に合っていれば、そんなに凝る必要もない。

それでも、ドイツの物は、さすがに印刷も製本も質の高いものでした。

奥のブースで「造本・装丁コンクール展」をやっていてここは今回一番勉強になったところでした。文字組みやフォント、レイアウト、カバーのデザインや表紙の材料、印刷、製本の質など、このコンクールに出品されただけあって、どれも素晴らしく、日本の造本作家の質の高さを十分感じさせてくれるものばかりでした。松岡正剛さんの「千夜千冊」を発見。

パラパラとめくり始めたら、やめられなくなって、結局、この本読んだだけで、疲れてしまい帰って来ちまいました。

先週こっそり付けておいた壁時計

2007 年 7 月 5 日 木曜日

初めは、眼鏡をおでこに擦り上げて、目を細めて見ています。次には、目をしっかりこすって、眼鏡をかけて見直します。何回やっても二重にダブった時計は、一つに戻りません。 そんな荒川さんを、斜め後ろから偶然見ていました。

そのうち、怯えたように振り向いて「社長、これどうしても、時計が二つ見えるんだけど…。」可笑しさを堪えながら「二つですよ。」と答えると、少しムッとしたように、 「なんで、二つも付けるとですかぁ…。」 「いや、忙しくて時間が足りないから、二つあったら倍になるしぃ…。それに、ゴニョ、ゴニョ、ゴ…。」

「時計ば、何個増やしても、人間ば増やさんと時間が足りんのは、直らんとですよ!。」

「いや、あの、まっ、それはそうなんだけど…。ゴニョ、ゴニョ、ゴニョ…。」

少し興奮すると、九州弁が出てくる諫早出身の荒川さんです。

御殿場温泉

2007 年 7 月 1 日 日曜日

東京で小学校の先生になって5年が過ぎ、新米だったミートンとおっちゃんも一人前になり始めたのに、二人とも、もう東京での教師は辞めて、今月、郷里と沖縄の教員試験を受けるなんて言い出したので、何とか思いとどまらせようと、二人を御殿場アウトレットモールに誘い出しました。

二人から子どもたちの話を聞くのが楽しみだったのに、いつしか子どもたちの話もしなくなり、最近は、遊びに来ても食べることと寝ることばかりで、ストレスが溜まっているんだろうなと思っていました。

先生になったあの年、まるで子供のように目をキラキラ、輝かせながら、子どもたちの話をしていたのに・・・・。

子どもが大好きだと言う気持ちさえ変わっていなければ、どこででも頑張れるよ。遠くに行かないでケロ。

私たちは、御殿場温泉でゆっくり湯に浸かり、久しぶりにのんびりした一日を過ごすことが出来ました。

沢山の登山客も来ていて、はてこの辺であのザックの大きさが必要な山があったかなと考えていたら、富士山がありました。あいにくの曇り空で目の前のふじさんは、見えませんでしたが、ちょうど富士山の山開きの日でした。

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