ツアー オブ ジャパン

2007 年 5 月 28 日 月曜日

昨日は、カミさんのロードデビューで試走を兼ねて大井の「ツアーオブジャパン」を見に行って来ました。

15年間、ずっとマウンテンバイクに乗ってきたのですが、いよいよロードバイクです。3月にトヨタの営業マンに「レクサスのハイブリッドが出ますよ。」とカタログを渡されたのがきっかけでした。自然が好きで車にバイクやキャンプ道具を積んで、郊外へ遊びに行くのが楽しみでありましたし、また好きな分、自然や環境を大切にする気持ちが強いと言う自負もありました。そう云われて、面映い様な気持ちの反面、何か違うぞ、おかしいぞとも思ったのです。鏡に映る自分の姿は、自分がそう望んだ姿しか映さないけど、人様から言われる言葉や、投げかけられる視線には、ありのままの自分の心が映っているんだと思います。チャリに乗る路上のロックンローラーを気取ってるつもりだったのに・・・・・。レクサスを薦められるようでは、「心もメタボの道楽親父じゃないか」と思ってしまったのです。で、早速その日のうちに自転車やさんに行き、まずは実用者を注文しました。次に4月に私のロードバイクが完成して、5月にカミさんの小径車が出来上がり今回、ちょっと遠目の試走になったわけです。

九時半に自宅を出発して、周回コースの大井に向かいました。小径車のギアの選択を間違ったのか、「いくらこいでも前に進まないよー!」とかみさんにぼやかれながらも11時には、大井に着くことが出来ました。雑司が谷から大井までなんて、東京を大縦断するような感じでしたけど意外と近いです。普通に走れば1時間ぐらいで行けそうです。

さて、初めて見るロードレースです。ものゴッツイスピードで団子になって、かっとんで行きます。最高スピードで70キロを軽く超えていくそうです。普通のときで50キロぐらい。目の前を通るとき意外は、大きなテレビ画面をみての観戦です。実況中継が無いとちょっと退屈です。日本人選手がアタックを仕掛けて、外国チームに揺さ振りをかけて何とか逃げ切ろうと云う作戦らしいのですが、細やかな事情が判らないのであまり楽しめません。殺風景な倉庫外をぐるぐる周る。東京のファイナルステージがこれではちょっと寂しい。これが東京の自転車事情の一つの形なのでしょう。しかしそれでも、山場は最後にやってきました。残り2.3キロというところで、先頭集団からオーストラリアの選手が猛然とスパートを駆けました。それに日本人選手が誰も付いていけなくて、実況も「うーん、誰もいけないのか?誰も付いていけないのか?もぉー、足は残っていないのかぁーーー!!!」と叫んでいたところへ、沖縄の新城選手がゴール直前でオーストラリア選手を抜いて、見事1位になり大喝采が沸き起こりました。後半、ずっと面白くなくてかみさんに「帰ろうよ・・帰ろうよ・・・・。」と言っていたのですが、最後まで観戦しててほんとに良かった。帰り道、偶然外国選手の集団と同じ方角に帰ることになり、少しの間一緒に走ってて思ったのですが、選手は、皆自走で来て自走で帰るんだなということです。まあ、何10Kもの距離を帰る訳ではないでしょうが。マウンテンバイクは、レースの行き帰りに車を使うし、マラソンの人だって車や電車で移動する。でもロードバイクの世界では、観客も含めて大部分の人たちがバイクで移動します。ロードバイクの感覚というのは、体がエンジン、ハートが燃料みたいな感じで「レース前に疲れてしまう」から体力を温存なんてケチな了見は、持ち合わせていないようです。そんなことを考えながら選手の後ろを追いかけることが出来て、少し幸せでした。

帰りの山手通りを走っていて、見つけたのが「ラーメン二郎 目黒店」確かあのグループ店の総本山だったはずと食べることにしました。あまりジブンの好みではなかったけど美味しかった。店の親父がやっぱり優しそうだった。もう一軒、ナルシマフレンドにも寄りました。10年ぐらい前、ロードバイクを買おうかなと思い、何人かに聞いたときに出てきた店名がナルシマフレンドでした。日曜日に二回行って二回とも休みでした。店先に「今日は、皆で走りに行ってます」という札がぶら下がっていて、そうこうするうちにいつしか忘れてしまったような次第です。昨日、大所帯のナルシマグループを見ているうちに、あのちっちゃなお店のどこにそんな魅力があるのだろうと寄ってみることにしたのです。店は大きなビルになっていました。小物を少し買ったのですが、店の人は案に違わず皆、親切でした。

日曜日の山手通りは、走りやすくクラクションを鳴らされることもなく、ペットボトルを落としたかみさんを車は、じっと待ってくれるような場面もあり、礼を言いながらも、車との共存の道筋も見えてきつつあるなと思えていたのです。今日、かみさんの小径車を通勤に使って微調整を施そうかなと漕いでいたら、肩先ギリギリを追い越していくトラックがいました。やはりスピードが遅いと苛立たせるようです。のんびり余裕の日曜日とピリピリ仕事の月曜日では、道路の様相は一変します。

やぎの乳

2007 年 5 月 24 日 木曜日

よーの字達の力の源。

中学時代、野球部だった弟のシュン坊も、神奈川で一番の陸上部に入って、都大路を目指して力をためているそうです。利かん気が強いので、すぐに頭角を現すでしょうが、夜家に帰っても、外に走りに行ってるなんて聞くと少し心配です。強豪校なので練習はとてもきついそうで、中学時代、走り込んできたライバルの一年生たちが、入部一ヶ月で殆ど身体を壊しているなんて聞くと、いくら遅れを取り戻そうと言う焦りがあるにせよ、ここで無理をすると取り返しのつかない故障をしてしまうような気がします。ゆっくりゆっくり力をためて行けばいい。養生もしなければ、活力は生まれないよ。

あきない

2007 年 5 月 22 日 火曜日

近所の塗料屋さんの店先に、毎日置かれる古い実用車。朝、商売を始めるときに、店先に出して夜、店を閉めるときに店の中に片付けているようです。前も後ろもタイヤはパンクしていますしゴムが劣化してひび割れています。細かい個所のサビぐあいから見て、この自転車を使われなくなって、10年ぐらいはたっているように思います。私より少し年配のご主人は、毎日これを続けています。「不器用ですから」と言う建さんみたいです。

ラッキョを漬ける

2007 年 5 月 21 日 月曜日

去年からラッキョを漬け始めました。 今年は、店によって、洗いラッキョを置いてあるところと、どろ付ラッキョを置いてあるところと、2種類あります。両方をそれぞれ買ってみました。ラッキョの頭と尻を落して皮をむく、ケッコー大変です。30分もやると指先が熱くなってきて、いやになってきます。よめさんは、根気よく何時間でもやっています。さすがに農家の出だなと、こんな小さな事でも、見せつけられて、感心する次第です。朝の新聞に、輸入品の安全性の話が載っていて、なるほど、だからドロ付きラッキョを売っているのかと、合点がいきました。洗いラッキョとドロ付ラッキョを日陰で干したのですが、白さが全然違います。

バラ

2007 年 5 月 20 日 日曜日

バラも咲いています。

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