森山大道写真展 東京オンゴーイング

2020 年 6 月 23 日

東京都写真美術館に行って来ました。凄かった。三沢の犬から始まって

黒リップス54枚、赤リップス54枚、108の煩悩写真展のオープニ

ング。1100×1640のシルクスクリーン6枚 にドギモを抜かれ、156点の

インクジェットと発色現像方式印画の欲まみれ、寂しさまみれ大写真展

覧会、圧巻でした。8才の頃からこんな世界見続けていたら、捻た不良

になる訳です。でも私にとってはあの頃が一番楽しかった。

オンゴーイング。 写真の場所は大体判ります。ウロウロ圏同じですね。

しかし、多分これらは今回の件で消えてしまうでしょう。

「Doors」プリント

2020 年 6 月 23 日

一ヶ月、ヨーロッパ5000キロを走り、街に着いたら会場にセ

ットを設置して、ドラミング、写真パフォーマンスを行い、撤収

したらホテルを探し求めてチェックインする。翌朝の窓からの眺

めは、記憶にも記録にもない、純粋な初めての風景です。混沌の

夜から覚醒の朝の窓からの眺め、これは勿論ニセフォール・ニエ

プスの「ル・グラの窓からの眺め」に呼応するモノでしょうが、

新たな扉を開け放そうとする強い意志を感じさせます。

佐藤春菜写真展 ギャラリー街道

2020 年 6 月 19 日

「旅がしたい」あ~!旅がしたいです。異質なものに触れたい。

異質な物と認知されたい。いつもの変わらぬ肌触りでは無い、向

こうもこっちも吃驚するような、ショックをこの身体で受け止め

たい。まだ国から出ては駄目なんでしょうか?国から出ては駄目

と云うより向こうが入れてくれない?ギャラリー街道、明日の13時

から土日月、2週にわたって6回です。

「鉄の華」長谷川佳江写真集

2020 年 6 月 19 日

神戸市長田区の下町鉄工所の写真集です。浜よりの場所にあります。

写真展をやったら、表紙の写真のプリントばかりが凄く売れると云

われます。買っていくのは、普通のおばちゃんだと云います。確か

に良い顔をしています。職人の気迫が満ちている。しかし、それだ

けでは無いのです。この職人さん、この撮影のすぐ前に、医者から

ある宣告をされたと云います。私たちの感性は、そのドラマをその

表情の中に観ている。我々の目が凄いと云うべきか、しっかりそこ

を写している長谷川さんを凄いと云うべきか?鉄工所の年老いたお

っちゃん達、美しいとしか言いようのない表情に撮り結んでいる。

「書肆山住」から発行です。税込2,500です。

訂正 fuzkue 早とちり

2020 年 6 月 19 日

昨日、「読書の日記」の本を紹介したのですが、重大な間違いが

ありました。本屋さんでは無いです。喫茶や食事やお酒が飲める

空間やさんです。コンセプトは「本が読める店」実は本そのもの

は、60ページ位までしか読んで居なくて古本屋さんでお茶や食

事も出して、そのまま自由に本を読んでも良いし、買っても良い

店と云う早とちりをしてしまいました。それから昨日、100P

ほど読んだら、仕込みばかりしている事が判明。これはお洒落な

ラウンジと云う様な処なんだと云うのが、現在の理解。もう少し

読むとまた違う要素が出て来るかも知れない。音が無くて踊らな

いクラブとか、静かなハッテンバとか・・・・。まぁ、個人が各

々の頭の中で各々の妄想に導かれるわけですから、静かな戦場で

あったりもするのでしょうね。

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