日記屋 月日

2025 年 9 月 3 日


栗本さんが新聞に出ていた。この前作った「記憶の旗を立てる」を

持って写真に写っていた。人の日記を読むのは好きです。確かな

その人の「生きる」がある。イニュニックと言う社名はイヌイットの

「生命」とか「いのち」という意味で動詞形が「生きる」になります。

来年から個人向けのオリジナルノートを販売する予定です。スケジュ

ール帳であり、ダイアリーであり、自分史であり、エンディングノート。

B5 上製本 丸背 糸かがり、500ページ、10年日記。

テンプレートにバースデー、結婚記念日などオープンにできる情報を

書き込むこともできます。


AKIHABARA GHOST

2025 年 8 月 9 日


かって秋葉原には不忍池と幻のお玉ケ池を結ぶ川が流れていて、その周囲

には淋しい沼地が点在し、そこには寒さと湿気が立ち込めていた。

江戸時代の神田川治水工事が完了し、明治期になると原っぱだったこの土

地に鉄道の駅が計画される。これに伴いそれまで火災や争い事からの鎮護

で祭られてきた秋葉の杜がこの広原から遷座すると、その名前だけを残し

た貨物駅が建設され「秋葉原」の地名がこの地に根付いた。やがて戦後の

焼け野原から闇市を経て秋葉原は電気街と呼ばれるようになり、次第に利

益と化学がこの土地を支配するようになる。そして秋葉原は人間の更なる

欲望を刺激する街へと変貌し、古くからの迷信などは完全に排除された。

だが、その煌びやかな街の光が強まれば見えないはずの影も濃くなる。

AIやバーチャル技術が虚像を広め、過剰に興奮を煽る商品やコンテンツが

溢れた今の時代、この街を彷徨いながらどこか「幸せとはこんな世界か」

と感じることはないだろうか。行き過ぎた消費社会の中で人々が人生の豊

かさを見失った時、その群衆の足元には小さな亀裂が生じ、そこからこの

街がかって沼地であった頃の寒さと湿気が漂い始める。生ある者を支える

真実は、目に見える物だけではない。しかし、今ここに集う人々の霊的な

モノに対する尊大さ故だろうか。その小さな亀裂の裂け目から淋しさに怯

えたゴーストが、現代の作られた夢を求めてこの街への扉を開こうとして

いるのだ。  イニュブック販売

ガロ テリー・ジョンスンのヘタうま

2025 年 8 月 6 日


ガロという本は、漫画を描く技術がなくてもコンセプトが斬新であれば

発表できる媒体だった。それでも一線を画して登場してきたのがテリーさん

だった。続いてえびすさん、根本さん、しりあがり、ミウラさん、ナベゾ

だった。コミックのパンクなのであります。8月8日発売。

情熱のペンギンごはん

2025 年 8 月 4 日


1980年6月 テクノがあって、パンクになって、そして表現の境界が

崩れ始めていく記念碑的な名著。近々続編が刊行予定です。

書棚ー佇まいの彼方 薈田純一

2025 年 8 月 4 日

江戸川乱歩、立花隆、安部公房、李良枝、リービ英雄。

本を通じて築かれた思考の痕跡、本と人、空間と記憶

書棚は、語る。

目黒区美術館 区民ギャラリー(地下1F)

2025年8月6日 ~8月11日

10:00~18:00

イニュブックでも販売します。

上へ