歌に私は泣くだらう
2022 年 5 月 18 日こちらを次に読了。
何かを知ったからと云って我々は泣くのではありません。
喜びも悲しみも歌に泣き、歌に笑う。
歌人では無い私は、そこは行いになりますが。
歌とは何であるのか?おぼろげに判って来ました。
河野さんは凄まじい人であります。良い本でした。
こちらを次に読了。
何かを知ったからと云って我々は泣くのではありません。
喜びも悲しみも歌に泣き、歌に笑う。
歌人では無い私は、そこは行いになりますが。
歌とは何であるのか?おぼろげに判って来ました。
河野さんは凄まじい人であります。良い本でした。
歌人夫婦の青春物語。乳首を吸ったり、吸われたりをそのまま歌に
してはる。面白く無い訳が無い。日本で一番有名な歌人夫婦なわけ
やから。それでもあらゆる事をとことんまで凝視し続ける歌詠みの
人の姿勢と云うのは驚くほかない。死ぬとこまで行くんやから。
読みながら半分以上の時間が我が青春の回想に費やされた。
メインの森と云えば「森の生活」ですね。アパラチアン・トレイル3500
キロを歩いた記録です。先週から「ジョン・ミューア・トレイル」歩いた
人の写真集を手掛けていて、話を聞いて居る内に堪らなく読みたくなった
本です。3・4年前に友人から頂いた本でした。ずっと気分は歩きでは無
かった。4月にジョージア州のスプリンガー・マウンテンを出発して10月に
マウント・カタディンまで。キャンプ道具とカメラとパソコン背負って180
日間。丁度錆びついた身体をメンテナンスしながら山登り復活の練習で都内
を少しづつ歩きはじめた処だったので、一気に読んでしまいました。身体の
記憶が甦る。歩きたくて堪らなくなります。しかし私も膝に爆弾抱えている
のです。しかし今歩かなくてはどんどん弱って行く。明日は○○○線一周。
誕生日もクリスマスも節句も祭りの日も何かあるといつも、
ちらし寿司を食べていたのが、我々の世代なのですがあれは
作って貰う物で自分で作ると云う発想がとんと今までなかった。
ちらし寿司を作るのは今回で未だ5回目ぐらいですが、だんだん
美味しくなってきたけど目指すゴールが夫婦で違うので、文句ば
かり言い合いながら、食べています。子供の頃は楽しかったなぁと
しみじみ噛み締める。すると少々の味の違いはどうでも良くなり
ます。食べてるものは同じなのに、頭の中には全然違う風景が
それぞれ広がって。
これは先週作ったちらし寿司弁当。
抽象画を理解する感性は、私には無いと思っていました。画である以上
理解する必要など勿論ないのでしょう。しかし概ね何も響いてこなかった。
しかしこの小谷野さんの作品集は違いました。去年造った作品集を人任せ
にしてひどい酷評を貰っていて、合せる顔も無い感じだったのに又訪ねて
来てくれた。ただ一言、「中綴じでペラペラで気軽に見る画集」「三村さん
をぎゃふんと云わせてね!」「そうか、ぎゃふんと云わせなければいけな
いのか?」しかし提示の金額がそれほどの金額では無い。困った困ったと
云いながら2週間。画と云うのは腰を据えて見るとやはり、見えて来るも
のですね。生命力にあふれている。特にこのコロナ禍で描かれている作品が
素晴らしいです。「inner place innner child」
A5変形、24ページ、中ミシン綴じ。新草木染ナチュラル並口。
小谷野秀子展:2022年2月28日(月)~3月5日(土)
時間:AM11:00~19:00 最終日17:00
銀座 ギャラリーQ:東京都中央区銀座1-14-12楠本第17ビル3F
TEL&FAX:03-3535-2524