池袋の靴
2012 年 5 月 14 日朝の池袋駅前。ただの歩道で玄関の様には見えないのですが。
こういうの見つけると嬉々として写真撮ります。
朝の池袋駅前。ただの歩道で玄関の様には見えないのですが。
こういうの見つけると嬉々として写真撮ります。
見学と打ち合わせとちゃんこを頂きに鳴戸部屋に上がりました。
相撲はやはり神事だと思います。
巨体がぶつかった瞬間そこに神が降りてくる。
高安関と隆の山 真剣勝負を延々と繰り返していました。
隆の山 一番一番気合いは十分。
稀勢の里関 どっしりとした大きな風格。
ちゃんちゃん焼きのちゃんこです。
高安関 力を出し切った後の放心の表情。
兎にも角にもふんどし一本に賭けた若者。
目いっぱいの笑顔 稀勢の里関。 テレビでは「赤鬼」ですが、実は
おちゃめです。
優勝をお祈りしております。
前日の春雷から一夜明けた、四月五日の朝 七時 法明寺
綺麗に吹き清められた境内に咲く、七分咲きの桜の写真を取りながら
1人花見をしておりました。
ぼんやり上を眺めながら歩を進めておりましたところ、門の脇にある
「花塚」の前に五人のおばあちゃんが仲良く腰掛け、ちょうど同時に
おにぎりを頬張るところでした。桜と嬉しそうな表情と真白いおにぎり
これは絵になるとシャッターを押そうと思ったのですが、そこはやはり
素人の気の弱さ、「写真撮ってもいいですか」と声をかけたら
「こんな姥桜をどうすんの?」と云いながら構図がモノの見事に
崩れてしまい、焦っていたので上の桜も満足に入っておりません。
人を撮ると云うのは難しいものです。
中野さんの本「旅の途中」 撮影のテクニックなどを詳細に指南してくれます。
毎回来られるたびに写真を教わります。
去年、川崎で農業を営んでいる友人に「どれぐらいの畑があれば
一家5人が食べていける?」と聞きました。ただ食べるだけなら
3反あれば生きていけると云う事です。しかしネットでも調べましたが、
一家族だけで自給自足の農業は難しいと云うのが大方の意見のようです。
でも何家族かが集まっていろんなものをシェアしながら共同生活すると
それほど難しいことではないと思います。
さまざまな年代のいろんなタイプの人たちが集まって、
家や車や生活をシェアしながら、作物を加工して現金収入にしたり、特別な
技術を持っている人はそのまま仕事を続けてもいい。
ネットでつながっていると言っても、それはごく一部分だけで我々はこの五体の
外には一歩も出ることは出来ないと云う風に考えていたのですが、満足や
達成感などは、個人的なところから離れ始めているようにも感じます。
自己実現が古臭いお題目に感じ始めているの私だけでしょうか?
でも理想と現実は違います。
生まれて初めて手に入れた写真集が、レ二・リーフェンシュタールの
写真集「ヌバ」でした。アートデレクターが石岡瑛子さん。
当時かみさんが購読していた「流行通信」で読者プレゼントだったものを
はがき出してくれと頼んで当ててくれたモノ。
アフリカのヌバ族の肉体の美しさを余すところなく切り取った写真集は
今でも私の大切な一冊です。この本を通して石岡さんの仕事を
見続けてきました。石岡さんに美を教えてもらいました。 合掌。