THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015

2015 年 9 月 2 日

今月、9月19日(土)から9月21日(月) 東京北青山の京都造形芸術大学・

東北芸術工科大学の外苑キャンパスで開催される、アジア最大規模の

アートブックフェア、「THE TOKYO ART BOOK FAIR」の協賛企業として

イニュニックが裏方としてお手伝いさせて頂く事になりました。

アートブックフェアーとは、写真集・アートブック・ZINEなどを制作する

アーティスト、フォトグラファー、ギャラリー、書店、出版社などがブースを

並べ、出展社と来場者が直接交流しながら書籍の売買を行うイベントです。

ニューヨークの「New York Art Book Fair」 パリの「OFFPRINT」

ベルリンの「FRIENDS WITH BOOKS」

ロサンゼルスの「LA ART BOOK FAIR」

アムステルダムの「UNSEEN PHOTO BOOK FAIR」

メルボルンの「MELBOURNE ART BOOK FAIR」

そして東京の「THE TOKYO ART BOOK FAIR」

今回より事務局は一新され、新しい展示や新セクションなどが増えて

います。「ゲストカントリー」 :  第一回目の今回は    「スイス」

主要アートブック出版社からインディペンデント出版社まで多彩に並び、

スイスのブックアワード「The Most Beautiful Swiss Book」の去年の

受賞作の展示もあります。

Special Exhibition: オランダのグラフィックデザイナー、イルマ・ボームの

ブックデザインに焦点をあて約100冊の書籍を展示。

イヴェント:ベンジャミン・ソマホルダー、林央子、ミヤギフトシによる

シンポジウム。森山大道、ホンマタカシらによるトークショー。

INTERNATIONAL SECTION:海外展開を積極的に行い、国際的な

ビジネスを展開しているブックメーカーのご紹介します。

PRINTER SECTION :「デザインのひきだし」と親交のある紙、

印刷加工のプロフェッショナルたちが一堂に会します。

また、竹尾の「北青山見本帖」も登場。

FOOD SECTION :食をテーマにする印刷物を造るブックメーカーと

本の販売や出版も行う飲食店などが、本とフードとドリンクをご提供します。

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THE TOKYO ART BOOK FAIR 2015

9月19日(土)15:00-21:00

9月20日(日)12:00-20:00

9月21日(月)11:00-19:00

東京都港区北青山1-7-15

京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス

入場料:無料

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Dashwood Books

2015 年 8 月 31 日
ハナデザイン有限会社
> 葉波
現代日本写真作家展 ニューヨーク 開催中

生きて帰ってきた男

2015 年 8 月 30 日

お祖父さんからの出自、戦前の生活、戦争体験、シベリヤ抑留、

結核療養、会社員時代、会社経営、リタイア、シベリア抑留者の

戦後補償裁判。大正の終わりから生活、風俗、社会、人生を

一人の人間の立場から語ったオーラルヒストリー。

目黒さんの「昭和残影」から同じような本を読み続けています。

シベリア抑留は春ごろ石原吉郎さんの「望郷と海」を読んでいるの

ですが、余りの重たさにこれに対してあれこれ言う言葉を私は持てて

いない。昨日写真集飲み会の帰り道、買ったばかりの細見和之さんの

「石原吉郎」をひも解いて、読み始めたら自殺だという衝撃の事実が

判明。一瞬で酔いが醒めてしまった。前の年に2回腹を切っていて、

翌年死んだのが風呂の中で心臓麻痺だといわれていたけど、ある意味

生きるのをやめてしまったのかもしれない。あれだけの経験をして生きて

帰ってきて絶望しなければいけない日本社会とは何だろうと考える。

64万の兵隊をソ連がよこせと言って来たにしろ、唯々諾々と差し出した

事の本音は、やはり怖かったんではなかったか?戦後体制を盤石に

するためにもしばらくは居ないほうが都合が良い。70年前の責任を

うやむやにしたまま、徐々に少しづつ、歴史の中に潜り込むのでしょうか?

「生きて帰ってきた男」これは昨日何かの賞を取ったと報じていました。

これは一気に読めました。面白いし、あの時代が正確に分かります。

夏の写真集飲み会

2015 年 8 月 30 日

8月29日・30日 渋谷区神宮前3-20-13

原宿竹下通りまっすぐ下って明治通り渡って50メートルほど

歩いて右にA・C・Pがあったら左に曲がってすぐ。

原宿VACANT 12:00~20:00

shashasha  twelvebooks  lemon books  roshin books

flotsam books  赤々舎  shelf  東塔堂  art beat publishers

spooky cocoon factory  locker room gallery  街道

super labo  zen foto gallery  2手舎  poetic scape store

akio nagasawa gallery i publishing  match and company

co., ltd  matchbako gallery  book of days  post  ユカイハンズ

phatphoto  代官山蔦屋書店  ima concept store

brewdog  パーラー江古田 堀口珈琲  味のマチダヤ

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街道さんの陣中見舞い。写真集を肴に上手い酒と美味しいつまみ。

山内道雄さんと対面。いろいろな方を紹介される。味のマチダヤの

番頭さんが来てて、改めてロックと写真の親和性を考える。

転がり続けること、歩き続けること、撮り続けること、やり続けること。

山内さんの大御所の方々に対する批判を少し聞く。

「上海」が好きだったと過去形で云ったことを少し後悔。山内さんは

現在進行形の写真家のようだ。楽しい時間でした。

稲荷町 御徒町

2015 年 8 月 16 日

日曜 夕方 久々にバイク。線香やローソク、仏具などは、

稲荷町の五雲閣。もうかれこれ10年ぐらいの付き合いです。

今週でローソクが切れるので買いに行く。だいぶ鈍っているようで

30分近くかかってしまった。帰り道ふと思いついて御徒町の

燕湯に寄る。下足箱で若者10人ぐらいが出てくるので、「あれあれあれ」

金払って中に入るととんでもないことになっています。3・4年ぶりでは

ありますが、こんなにごった返す燕湯は見たことがありません。

湯船の中は芋の子、洗い場のカランの前は満席。やっと空いた

カランの前。隣のご老輩、反対側の若者にシャワーの出しっぱなしを

注意している。そして徐に私のほうへ「なぁ!」と同意を求めてきます。

下町の頑固爺風みたいだけど意外に意気地がない。熱いほうは今日は

46度。温度は少し低め。果敢に挑戦する若者多数。上がって脱衣所で

体を冷やしながら観察して、若者たちの素性が判明。

コミケ帰りの若者たちだったのですね。手に手に重そうな本の袋を持っています。

なんだってこんなルートが出来上がってしまったのでしょうか?確かに昔

山手線の中でコミケ帰りの集団に行きあった事があったのですが、とんでもない

汗の臭いでした。凱旋気分の帰り道、あの匂いでは台無しです。だから、

分からないでもない。帰り道、気分も体も緩んで45分で我が家に到着。

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