阿片と大砲 山本常雄
2022 年 8 月 5 日 金曜日昭和通商の社長は、三太郎の日記の阿部次郎の弟さん。
3000人の社員、日本の阿片と大砲を売って世界中から鉄鉱石
モリブデンなどを仕入れていた。明治時代の大砲でも売る国が後進国
なので十分に商売になる。昭和通商の面々が戦後どのような道を歩い
たのか、興味を持って読み始めたのですが、思い出物語になっていま
した。ドラム缶8本の阿片が現在価格で1兆円。星製薬や参天製薬が
出てきました。昭和通商がらみの本は殆んど無く、「日本の古書店」
で15000円で買いました。たまたま近所の店だったのでまた、
6000円で売りました。9000円の価値があったのかどうか、今回
ニュースを賑わせている、大御所が在籍していたのではないかと読んだ
のですが的外れでした。