サマーオブソウル
2021 年 9 月 21 日 火曜日サマーオブソウル「あるいは革命がテレビで放映されなかった時」
日比谷シネマシャンティでやっと観れました。時間が空きそうだと
思ってサイトから予約しようとしてもいつも満席で席が取れません
でした。昨日やっと観る事が出来ました。1969年7月20日、
人類が初めて月の上に立った日、ニューヨークハーレムの公園では
8週間、黒人だけのフェステバルが開かれていました。8月15日か
ら3日間、100マイル離れたニューヨーク州サリバン郡の農場では
あの「愛と平和の祭典」ウッドストック・フェスティバルが開催され
ています。60年代、黒人に好意的な指導者たちが次々と暗殺されてい
ました。ハーレムでは毎日のように黒人たちの暴動が起きていました。
その辺りの事情の回避という思惑が行政側に在ったにせよ、その年、8
週間行われた「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」は恐ろしい
ほどの熱狂を集めたのでした。ディレクタ―の家に50年間眠っていた
当時のフィルムが発見され、編集され映画として結実しました。
このフェスティバルは、本当に革命だと思います。最後シーナ・シモンは
銃を手にする覚悟は出来ているか?人を殺す覚悟は出来ているか?って
アジっている。放送禁止用語だと思うけど、暴動以上の暴力になっている。
しかし、ハーレムの黒人以上に抑圧されているのは、コロナカの我々では
無いのか?ソフトケイトされた抑圧は、抑圧だとは思わせない。ナチスの
ドイツと同じことが今行われているのではないでしょうか?