ジョン・F・ケネディとジョン・レノン

2020 年 8 月 13 日 木曜日


昨日家に帰ったらケネディがこっちを見ていた。買って来て聴いていた

時は気付かなかったけど、ボブ・ディランの新譜の裏面なんだろうなと

何と無く判った。最近は音楽ばかりを聴く様になりました。叱られてる

子供が「わぁー」と云いながら耳を両手で塞ぐ様なもんですね。今朝は

ジョン・レノンの「心の壁 愛の橋」をご飯を食べながら聴いていまし

た。ケネディの顔を見ながら思い出したのは、写真集の相談にお出でに

なられた最近のお客様の話。「RFK Funeral Train」と云う写真集をお持

ちになりました。暗殺されたケネディの遺体を運ぶ葬送列車の中から、

マグナムのカメラマンが沿道で見送るアメリカ市民を撮影した物。敬礼し

国旗を振り、ただ茫然と家族と友人とただ一人、正装して帽子を取りヨー

ロッパ系もアフリカ系もアジア系もラテン系も様々な人々が様々な形で哀

悼の意を表している。まぎれも無く国家が在り市民がいて政治が在り理想

と云うモノがちゃんと在った時代の風景ですね。これらを見ているとウル

ウルが来てしまう。しかし間抜けな事に私は「ジョン・F・ケネディ」と

間違えているのですね。今本の題名を検索して気づきました。弟ジャン! 

ディランがケネディの暗殺を謳っています。白昼堂々世界中が見守る中で

見せしめの様に奴らは撃ち殺してしまった。朝、聴いていたジョン・レノン

も殺されてしまったのですね。あいつらは何でもやるんですよ。

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