2020 年 7 月 3 日 金曜日

小さい頃風邪を引くと裸にされて背中におばあちゃんの口からお

神酒を吹きかけられ加持祈祷で風邪を治す家でした。爺さんは、

一斗の酒樽を用意して同僚3人で飲み比べをして半分近くを呑

んでしまう人です。12才になったら元服じゃと云って酒を飲

ましてくれる家でした。家畜の様に殴られ続けていた暴力もぴ

たりと止まりました。そんな事が嬉しくて酒が切っても切れな

い習い性になりました。あらゆる処に酒が顔出す家なのです。

先日の日曜日の夕方の本の世界に引きずり込まれた処で、「あ、

やばい酒だ」と思って冷蔵庫の酒瓶に手がかかった処でポロポロ

涙を落としてしまった事が、その様な性分を改めて考えるとこれ

は殆んど依存症だなと思い至りました。なんだかんだで酒で誤魔

化して来ている。我が家はほとんど同じものを食べ続ける家です。

1年に1000回食事をするとしてあと20年で、2万回の食事

をしてあの世に旅立つ。毎回違う物食べようか?と云う話をした

ばかり何ですが、酒の話の方が大切なことかも知れないなと思い

始めています。

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