ウォーリーをさがせ!展
2018 年 4 月 19 日 木曜日昨日から銀座松屋で「ウォーリーをさがせ展」が始まっています。
記事の中に鈴木のりたけさんの写真が在ったのですが、イラスト
レーターののりたけさんと勘違いしちゃって「あれれ、しゅっと
しちゃって随分あか抜けたなと思いながら読んでいたら別の「のり
たけさん」でした。いつも名前だけでメールのやり取りをしている
せいで名字忘れていました。のりたけデザインとウォーリーのコンセプ
トは割と似ています。表現は真逆ですが。全体の中からたった一人の自
分を探し出して云いながら全体の中に溶け込みたいという欲求、同じ顔
の没個性から全体性への回帰。個人が全体に収斂しながらそこを通過し
てもう一段階上の個人へ。40年前テクノが流行ってクラフトワークや
Y・M・Oが出てきたときもコンピュータが出始めた時でした。また今、
AIの潮流が全体性への志向を強めた時、このような問題提起が行われ
ます。かけがえのない自分とめんどくさい自分との間でずっと揺れ動
いている私たちがいます。
素敵な「のりたけウォーリー」「ウォーリー展」でどうぞ。