オーストラリアのシドニーの近くランドウィックからミュージシャンの友人と
日本に本を作りに来たポールさん。打ち合わせから何度も足を運んでいただき
約一ヶ月。今日やっと本が完成しました。表紙は地券紙、印刷+黒箔押し。
本文はOKアドニスラフ７３Kg、軽オフで印刷。世界を旅して出会ったユニークな
紳士たちの似顔絵と空想の町、玉ねぎ町での彼らの役割。全文英語なのですが、
何だか面白そうなお話です。装幀が色々と変わりましたが、今日は大満足の
ご様子。中野の「タコシェ」で少し販売して、残りはオーストラリアへ発送。
東高円寺のホテルから電車とバスで通ってくれました。
池袋駅からバスに乗ってイニュニックの少し先、「中丸町坂下」で降ります。
ポール曰く「ナカマルチョ― サッカーシットァ」が超ウケる、とのこと。
私も笑いが止まりませんでした。
去年買った写真集の中では、ナンバーワン。
ヨーロッパでも大評判だったもの。
一月に出した街道マガジンのジョージアの写真も素敵でした。
現像段階でphoto drawing（ 雑巾がけ）という手法で現像しています。
文字通り雑巾を掛ける。幻影とおぼろげな記憶の境を行ったり来たり。
大阪 ソラリス様での個展。
サピエンス全史上巻読了。ジャレド・ダイアモンド氏が推薦していたけど
ホリエモンも推薦していたので、まずは上巻だけ買ってきました。
判りやすいし、読みやすいけど３週間かかりました。最近は集中力が落ちて
いるのか３０ページぐらい読むとなんとなく飽きてしまいます。同じことを続けて
出来ない自分になっているみたい。ネット病でしょうか？アフリカで樹から降りた
小さな非力の猿が植物連鎖の頂点に立ち、地球の全てを支配する存在に生り
得たのか？時間軸で進化を紹介するわけではなく、変化の理由や進化の変遷を
世界の歴史の中での事例から理由づけていくので、とても分かりやすい。しかし
その断定的な物語化は科学的では無く「ほんとにそんなに言い切ってしまって
いいの？」という疑問符も所どころあります。中で少し違和感があったのが何万年
か前、部族の結婚形態が集団婚のような状態になったときの話で、ある女性が
妊娠を自覚した時、扶養者を増やすために、強い男や、部族を束ねる男、頭の
いい男と次々と関係を持ち続けるという記述。いくら悪賢いとはいえそんなこと
するかな？第一どこにそんな証拠があるのでしょうか？というのが正直な気持ち
です。動物としての進化の歴史をペシミスティックな感じで観始めるとすべては
生存と種の本能という結論になります。最後にサピエンスの行き行く先はグロー
バルな帝国主義に行かざる得ないと結論付けて上巻は終り。
さて、下巻どうしましょう？
今回はやんばる畑人プロジェクト。２００９年、沖縄北部の山原（やんばる）の地に
平均年齢３２歳の若い農業家たちが集まり沖縄ハルサークラブを立ち上げました。
大手流通を通さずに自分たちで販路を見つけて営業し、自分たちの希望する
値段で販売しようと集まった組織です。無農薬、有機栽培、自然食品の野菜を
扱い続け、流通業、卸業の仕事を続けてきた吉野さんが代表。一年中、野菜を
作り続ける事が出来る場所として山原の地を選び移住されてきたそうです。
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「おいしい」「たのしい」やんばるツアー
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２０１７．４/２２（土）－２３（日）
４月２２日 土曜日、朝７：５５羽田発～那覇空港１０：３５着
４月２３日 日曜日、夜１９：５５沖縄発～羽田２２：１０着
大人一人：￥４６，０００- 子ども一人：￥３９，０００-
申込締切：３月２０日まで
詳細下記サイトで
http://www.okitabe.net/blog/34866226eee
Gallery 街道
２０１７．３/３（金）３/４（土）３/５（日）３/１０（金）３/１１（土）３/１２（日）
Open １３：００～１９：００
東京都中野区中野５－１４－５ ハウスボートB１
www.kaidobooks.jimdo.com
