Robert Frank:Books and Films,1947-2016

2016 年 11 月 25 日 金曜日

東京藝術大学大学美術館 陳列館

ゴッホを見た後、ロバート・フランク展。こちらは若い人たちで

大盛況。無料という事もあり一時間ぐらい並んでやっと入場。

先週からぎっくり腰をやってしまって痛みに耐えながら、ひょこひょこ

歩いているのですが、ゴッホで1時間半、外で1時間並んで冷えてしまって

漸く入った頃には痛みがぶり返してきて、混雑でいきなり人にぶつかれるのが

怖くてさっさと退散。痛みと心の弱さとタブロイド紙に荒々しく印刷された

写真などが全て重なって奇妙に効いた。じんわり効いた。居た堪れなくなって

ホウホウの体で会場を後にする。結婚記念日で二人出かけた休日でしたが

しんみりしてしまいました。

ゴッホとゴーギャン展 

2016 年 11 月 25 日 金曜日

ゴッホが描いたローソクを置いたイスを見て、おやっと思ったのです。

「ゴーギャンの椅子」ローソクの位置が微妙です。

一時期ゴッホとゴーギャンは一緒に住んでいたと云います。

ゴッホの絵は有名なひまわりや自画像などを雑誌で見る程度で

その画業の全体を見たことはありませんでした。後知っていたのは、

自分で耳切ったこと、その少しあとピストル自殺したこと。

初期のころからの作品を順番に見ていくとなんとなくゴッホの悩みが

見えてきます。絵の対象が身の回りのものだったり、自分自身だったり。

そしてそれらを燦然と輝く希望の様に描いている。多分そこにみんな

惹かれるのでしょう。それぞれ違うけど悩んでいる根本は同じです。

今回初めてゴッホっていいなと思いました。

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