泣き顔

2016 年 9 月 30 日 金曜日

朝はBSの海外のニュースを見ています。しかし非常に興味を引く

ニュースが流れていても、7:30分になったら情け容赦なく朝の

テレビ小説に変えられてしまいます。今回は暮しの手帖の話でした。

主役に抜擢されるには、それなりの理由があります。若いころの演技。

年を取ってからの演技。間やくたびれた感じ。腰回り、動作。ちゃんと作って

いるなと感心していました。それが佳境のお別れのシーンになって気づいた

のですが、泣き顔は子供の顔になってしまうのですね。泣くという事が

子供の領分だからでしょうか?それとも、子供時分の事を思い出しているから

子供の泣き顔になったのでしょうか?大人の泣き顔が出来ていないという批判では

ありません。オトナになったら手放しには泣けません。我慢するし、カッコつけるし、

貼り付けてきた大人の顔を無残、含羞剥がし落とすことも出来にくい。

子供は弱いだけに、一つ一つの結びつきや自分の思いが命がけなんだと思います。

年取って子供の様に泣けないのは、必死になってそのような関係を作っていないから。

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