ブックフェア―感慨
2016 年 9 月 20 日 火曜日「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2016」に今年初めて参加しました。
とても楽しい4日間でした。入口の一番良いところに出させて頂いて、多くの方に
イニュニックの事を知ってもらいました。新聞社の方、出版社の方、写真家の方
アーティストの方々。ほんとに熱心に興味深く話を聞いていただきました。
インターナショナルセクションの有名出版社ばかりの所にぽつんと板橋の小さな
印刷会社イニュニックが店を開くことが出来たのも、事務局の方々の特別な計らいが
有ったように思います。都築響一さんがトークイベントお話していましたが、
しっかりした作品を創ることが出来て宣伝、販売手段を持っているアーティストは、
出版、流通やメディアに頼らなくても生きて行ける時代になっています。
イニュニックは、その様なニーズに割と早くお応えしてきました。
昔、まだ父が生きていた時云われたことがあります。「文学、音楽、映画、芸術、酒、旅。
女子供みたいに、そんなものばかりにうつつを抜かして、いつになったら実業に力を入れ
るんだ。従業員や社会の事は考えんのか?」忸怩たる思いで聞いていました。
今回いろんな方々の励ましを聞いて、遠回りしたわけでは無かった。
ちゃんと、ココにたどり着けたと今思っています。