iTunes Radio

2013 年 6 月 12 日 水曜日

通勤ではいつもiPodで音楽を聴きながら歩いています。

片道約50分ですので、一日に100分で大体15曲ぐらいの曲を

シャッフルで聞いています。時々聴いたことのない曲がかかるので

少しばかりの疑心暗鬼にかられています。音楽はCDでしか買った

ことが無く買ったら必ず集中して3回は聞いているので、一応は覚えて

います。多分、iTunesをダウンロードするときに何かサンプル的なものが

付いてきているのではないかと思っています。

先日、スプリングスティーンの「ボーントウラン」がかかって今年初だなと

上機嫌。それで、それが終わったら、今度はフランキーゴーズトウハリウッドの

「ボーントウラン」がかかってこんなシャッフルはない、と思ったのです。

iPodは64GBにぎっしり、ジャズからロック、ブルース、クラシック、民族音楽

までたくさん入ってます。会社の事情通に聞くとばらばらのシャッフルと好みの

傾向のシャッフルと二通りありますよと言います。しかしずいぶんなプロデュース

だなと思ったのです。まさか、耳のイヤホーンから私の心拍数を聞いていて

過剰に反応したので、よほど好きなんだなと、もう一回かけてくるなんて芸当が

出来るはずもありませんし、何かの意図が働いているなと勘ぐっていたら、

今朝のニュースに「iTunes Radio」のことが書いてありました。

やはり、傾向なり好みを分類しているのですね。好きな曲を聴き放題。

尚且つ好みの曲に合わせた選曲もしてくれたら。買う必要もない。ただ流され

るままに好きなのか嫌いなのかも良く判らない曲で誘導されたら、もうほんとに

音楽はどうでもいいものになってしまう。それぞれの個性が必要な音楽を決定

するのだと思います。癒してくれたり、元気付けてくれたり、励ましてくれる、

音楽がなくなってしまうのは、寂しい。でもバッハから始まってパンク、テクノ

あたりでその進化を止めてしまったように思う音楽は、もう随分前から瀕死状態

です。ここで引導を渡されるのか、全く違う次元に移行するのかはまだまだ機が

熟さない。ある意味ではこれは音楽業界の捨て身の選択です。400年間の

すべての楽曲?がすべてタダで聞けたらひょっとして全く新しい才能や発想が

出現するのかも知れませんしね。やはり今日の新聞に文化放送の番組紹介で

「壇蜜の耳蜜」というのがありました。耳からの切り口で音楽を考えてもいいで

すね。毎日、音楽だけ聴いてふらふら歩いているわけではありません。最近の

お気に入りは「壇蜜の参議院選の立候補」  こぶし振り上げる人が多すぎます。

とろけるような壇蜜が新風を吹き込むでしょう。  トップ当選間違いなし。

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