平和

2011 年 2 月 3 日 木曜日

「要石:沖縄と憲法9条」C・ダグラス・ラミス。

沖縄の米軍基地 日本国憲法 日米安保 

戦後におけるアメリカの日本戦略 日本とアメリカの関係 

 日本と沖縄の関係 差別 植民地 暴力と支配

人を殺すと云う事 虐げられた人から癒されると云う事 

とても重い事実を突き付けられます。

ダグラス・ラミスさんの「影の学問、窓の学問」のなかに

国家がなす教育とは、国家に都合のいい自国民を作り上げる

施策にすぎないと云う文章があります。

今、小学校の学級は、まだ40人でしょうか。

40人と云う数字は、昔の軍隊における一個小隊が40人です。

この中に軍曹と伍長がいて将校がひとり指揮をして、陸軍における

最小部隊を編成します。昔の軍隊の話は、よく教えられました。

我が家は、じいさんが海軍の軍人でした。父は、上海の大学に在学中に

仕官してしまい、軍人になってしまいました。

軍隊時代の栄光が忘れられなかったのか、小さい頃から軍隊の話ばかり

聞かされて育ちました。しかし、栄光なんかではなかった事を、中学の

深夜勉強をするようになって気付かされました。夜中に大きな声を出して

起きたり、呻くような声を漏らしたり、短い眠りの中を彷徨っているような

気配が絶えず襖隔てた両親の寝室から聞こえてきていました。

しかし、そんな事情が理解できるようになったのは、大人になって

随分経ってからです。

当時の私は、とにかく父とその後ろに背負っているものが嫌いで嫌いで

しょうがなかった。

上へ