明日から連休です。

2009 年 7 月 18 日 土曜日

朝早く目が覚めてしまい、外で読書。大塚英志「物語論で読む村上春樹と宮崎駿」まだなんとか1Q84を読み解こうとしているのですが、難しいです。

大塚さんは、構造しかない小説だと云います。確かにジグソーパズルのように

ピースは型どうりにはまっているのに、絵は少し違うような感じがしてならなかった。

物語としての整合性が取れているような感じがしません。

だけどそのような方法論で何を表わそうとしているのか。私は、勝手に頭からこの本が日本社会に打ち込む楔だと思っていました。

大塚さんは村上さんがシャマニズム的な物語の語り部たらんところを目指しているようだ言います。

と云う事はその宣託を聞いて物語を再構築するのは、私たち自身だと云うことなのでしょうか?

私は村上さんを「ノルウェーの森」以降、あまり好意的に読んでは来なかった。

でも、イスラエルの挨拶を聞いて改めて、もう少し真剣に読んでみようと考えています。

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