節分、雪、耳

2008 年 2 月 3 日 日曜日

今朝は、雪です。

「週刊ブック」のテレビ番組の中の言葉。

「人が死ぬ時に最後に残る感覚は、聴覚です。」

「ウーム、そうなのかァ。」と少しいろんな感覚について考える。

視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚。

確かに、死にかけている時には、ほとんど動けないし、完全な受動態の状態になる訳で、その時に唯一外界を認知できるものとしての感覚が聴覚であると云うのは、頷けるものでもあります。

「皆の最後の声が、頭の中を反響しながら、死んで逝くのか。」と感慨深く考えます。だけど、ばあちゃんは、亡くなる何年も前から耳が遠くて大きな声を出さなくては、話が通じなかったんだけど。聞こえてたのかなとも思います。

臨終の枕もとでこそ、ニヤリと笑わせる面白い事を言わなければならないんだなと、「笑い道」の奥深さを考えさせられます。

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