粗大ゴミ

2006 年 6 月 26 日 月曜日

あるお宅の玄関先に、出されていたローラースケートとヘルメット。ちゃんと一枚一枚に、粗大ゴミのシールが貼ってあります。律儀で細やかな性格の方なのでしょう。私だったら燃えないゴミで出してしまいそうな大きさですが…。ローラースケートで思い出すのは、30年ぐらい前に東京12チャンネル(関西ではサンテレビ)で放送していた「日米対抗ローラーゲーム」です。日本チーム5人とアメリカチーム5人で殴り合ったり、蹴り合ったりしながらトラックをぐるぐる廻る競技でした。そのアクティヴな格闘スポーツと律儀な細やかなさが歳月を感じさせる状景かなと写真を撮ってみました。しかし、よく写真を見てみると、スケートはインラインスケートです。これは、もう少し最近のものですね。ということは、これはご自身のものではなくて、もう家を出て行ってしまった子供たちの物なのでしょうか?子供と過ごした時間の大きさが、こんなちっちゃな物を粗大ゴミにしてしまったのでしょう。大切な思い出の品々に込められた気持ちが現れているようです。でも「かたづける」という行為には、いろんな寂しさがつきまといます。

サラバ、レオよ。

2006 年 6 月 22 日 木曜日

今月一杯まで借りている、旧イニュニックに立ち寄り、後片付けをしていると、車の横を通って旧道場の方へ行くレオの姿。「ちゃんと憶えてくれていたんだねぇー。」と思わずうれしくなりました。3月の恋の季節を迎えた頃には随分痩せてしまい、「レオ、あんた、大人になったね。」と喜んでいたのですが、色んな処で餌を貰っているのでしょう。またもとの太っちょに戻ってしまいました。まっ、元気でおやんなさい。バイバイ。

実は、わたしは新イニュニックで、新キャラの「ヒゲジイ」と出会ってしまっているのです。なかなか写真を撮る機会が無いのですが…。とにかく、おもしろい顔をしています。

夜がまた降る

2006 年 6 月 21 日 水曜日

滋夜滋夜と今夜もまた、恵みの夜が降り続いております。寝る前にちょっと見るサンシャインビル。今の私の一番、幸せな時間です。隣のビルは集合住宅のようです。2つの大きな触手を空に伸ばし夜のかけらを集め乍ら、上へ上へと背を伸ばしているような感じがします。しかし、あのクレーン達は一体どうやって下に降りるつもりなのでしょう。調子に乗ってどんどん高くまで上って来てしまったけど、降りるに降りれなくなった、木の上の猫のようです。

ワールドカップ

2006 年 6 月 18 日 日曜日

日本対オーストラリアの試合の翌日から、いきなりファールが厳しくなり、足へのタックルはすぐにイエローカード。手でひっぱると、いきなりレッドカード。おかげで、本当に美しい技術だけでプレイできるサッカーの試合が繰り広げられております。これが本当のサッカーだなと思います。

私は高校時代サッカー部に所属し、(あまり強くはありませんでした)それからずっとサッカーを観戦し続けてきましたが、こんなきれいなサッカーの試合を見るのは初めてです。殊に、ラテン系の国々はほんとうにうまい。いかにコーカソイドの国々が体格に物を言わせてきたかがよく判ります。先日のオーストラリアのファールはひどいものでした。しかし、あれがきっかけになってファールのない美しいサッカーが観戦できるようになったのですから、すばらしい事です。そして接触プレイの苦手な日本チームにとって有利に働く事と思います。ファールがない分、ゲームが止まらないので休むところがない。体力的に持久力の優れた日本は、ますます有利でしょう。あとはフォワードの決定力だけですが…。

スウェーデンのラーション(バルサのフォワード)の頭に円形脱毛症を発見しました。頭をいつも丸坊主にしているのですが、後頭部に丸くはげているところがあります。バルサのフォワードを張っているような選手でさえ、ワールドカップになると精神的にテンバってしまうのかな、と思うと気持ちの入れようが全然違うなと思いました。

上へ