重力

2022 年 5 月 20 日

兵庫県の佐用町に在るスプリングエイトはどのぐらいの速さで

廻っているのかなと調べたら光の速度だそうです。光の速度で

廻したら、分子や原子なんかのレベルで素材や性質が判ると云

う事で分析などに使われています。世界的に有名な設備な様で

世界中から研究者が兵庫県の辺鄙な相生と云うローカル駅に降

り立ちます。光の速度は時速にしたら10億キロになります。

ハンマー投げが時速100キロで振り回して手を放したら90

メートル飛んでいくのです。なぜこんな事を言い出したかと云

いますと地球の回転の速度が時速1700キロと云う事を知った

からでした。1700キロと云うのは速いです。F1が最高40

0キロですからね。こんなに超高速で廻っているのに我々は誰一

人、宇宙に放り出されることが無い。重力が在ると云ってもジャ

ンプしたら30センチぐらいは飛び上がる事は出来るのです。風速

100キロの風は我々人間を簡単に空に舞い上げてしまう。

重力以上の何か見えないモノが地球と我々の間に在るのだろうか?

空気でしょうか?地に足を付けて生きる意志その物?情報に振り回

されて居たらドンドン、命は軽くなる、気がします。

歌に私は泣くだらう

2022 年 5 月 18 日

こちらを次に読了。

何かを知ったからと云って我々は泣くのではありません。

喜びも悲しみも歌に泣き、歌に笑う。

歌人では無い私は、そこは行いになりますが。

歌とは何であるのか?おぼろげに判って来ました。

河野さんは凄まじい人であります。良い本でした。

あの胸が岬のように  永田和宏

2022 年 4 月 28 日


歌人夫婦の青春物語。乳首を吸ったり、吸われたりをそのまま歌に

してはる。面白く無い訳が無い。日本で一番有名な歌人夫婦なわけ

やから。それでもあらゆる事をとことんまで凝視し続ける歌詠みの

人の姿勢と云うのは驚くほかない。死ぬとこまで行くんやから。

読みながら半分以上の時間が我が青春の回想に費やされた。

メインの森をめざして 加藤則芳

2022 年 4 月 15 日

メインの森と云えば「森の生活」ですね。アパラチアン・トレイル3500

キロを歩いた記録です。先週から「ジョン・ミューア・トレイル」歩いた

人の写真集を手掛けていて、話を聞いて居る内に堪らなく読みたくなった

本です。3・4年前に友人から頂いた本でした。ずっと気分は歩きでは無

かった。4月にジョージア州のスプリンガー・マウンテンを出発して10月に

マウント・カタディンまで。キャンプ道具とカメラとパソコン背負って180

日間。丁度錆びついた身体をメンテナンスしながら山登り復活の練習で都内

を少しづつ歩きはじめた処だったので、一気に読んでしまいました。身体の

記憶が甦る。歩きたくて堪らなくなります。しかし私も膝に爆弾抱えている

のです。しかし今歩かなくてはどんどん弱って行く。明日は○○○線一周。

ちらし寿司を作りました。 

2022 年 3 月 28 日

誕生日もクリスマスも節句も祭りの日も何かあるといつも、

ちらし寿司を食べていたのが、我々の世代なのですがあれは

作って貰う物で自分で作ると云う発想がとんと今までなかった。

ちらし寿司を作るのは今回で未だ5回目ぐらいですが、だんだん

美味しくなってきたけど目指すゴールが夫婦で違うので、文句ば

かり言い合いながら、食べています。子供の頃は楽しかったなぁと

しみじみ噛み締める。すると少々の味の違いはどうでも良くなり

ます。食べてるものは同じなのに、頭の中には全然違う風景が

それぞれ広がって。

これは先週作ったちらし寿司弁当。

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