代官山 蔦屋

2014 年 6 月 8 日

先々週に引き続き、蔦屋 探訪。

おしゃれです。本棚が素晴らしい。

私はこれに古本があれば最高だと思っているのです。

棚に古本も混ぜてしまう。ついでに作家の書斎もあって、

注文受けてオンデマンドで一冊書きあげて、本にする

なんて事も出来たら、素晴らしいですね。

岡部桃さんの「バイブル」ありました。13,000円。

結構目立つ所にありました。これはあまり刷っていないので

すぐ無くなると思います。ダシュウッドの人の話では、これから

立て続けにいろんな写真雑誌で特集組まれるそうです。

山谷さんの「ground」もありました。

ノリタケさんのノートや雑貨の特集していてご本人そっくりな格好の

人がいたので、危うく声を掛けそうになったのですが、何か買っていたので

違う人だと気づきギリギリセーフでした。

英文かフランスの古新聞買ってきて、それをただ単に用紙に使って

オンデマンドで写真を上から印刷して本にするというアイデアを

むかし、考えていたのですが、もうそんな本が出てました。

装丁など勉強になるものが多いです。

夏風邪

2014 年 6 月 6 日

6月に風邪を引くのは生涯初めてのことです。

一昨日からノドが痛くてガラガラ声になっていて、電話に出ることが

出来ません。無理やり呼び出されて、電話に出ても申し訳ないと思うのか

そそくさとお切りになります。そういえば声がこんなにガラガラ声になった

事もなかったのです。

昨日の夜はこのガラガラ声が、面白くていろんな映画の名セリフを

振りつけながらかみさんの前で披露しすぎて、うけるものだから、

ますます調子に乗ってやってしまい、今日は朝から、ゼーェ、ゼーェ

なのです。

土肥 象牙美術宝庫

2014 年 6 月 5 日

ココはフラッシュたかなければ撮影OKでした。

静岡県伊豆市土肥 「象牙美術宝庫」

1990年にワシントン条約で象牙の売買は、禁止されています。

これらは、中国の物。製造年月日は1920年ぐらいから1950年ぐらいまで

ですが中には1980年制作の物もありました。昔の物はすべて手掘りですが、

新しいものは歯医者さんが使うキーーンというので彫るそうです。

これほどのモノが一カ所に集まったのは奇跡に近いのではないでしょうか?

文化大革命当時、これらの物は反革命的芸術品としてほとんど、壊されました。

骨董、書画、金細工、象牙細工。芸術家、ブルジョワジー、教師、名家、地主。

約5000万人の人々と夥しい芸術品が壊されました。

雲南のほうの人が隠し持っていたモノを日中国交回復後に向こうに渡った土肥の

貿易商の人が持ち帰った物のようです。完成が1940年、45年などの物が沢山

有り戦争中でも結構作っていたみたいです。実際にその時その時の事というのは、

その場所にいないと実際の空気感など中々分かりにくいものです。

国民党と共産党と日本軍との三つ巴の戦いの中であっちとこっちが協力したり

反目したり、戦後、台湾にいた日本軍を中国に連れてきて共産軍と戦わせたり、

いつまでも武装解除させないで利用方法を考えたり、これらはアメリカの差し金

なのですが、色んなことがあったようです。今はアメリカさんの言うとおりにして

おけば皆幸せになれるという考えで纏まっているので、やはりスタコラ黙って

そっちのほうに行くようですが、生きたり死んだりというのは自分一人のこと

ですから、みんながどお云おうと、大事なことは、自分一人で決めなければ

いけません。国としてやるのかやらないのかではなく、自分自身がやるのか

やらないのかという立場で考えるべきです。

写真集のつくり方

2014 年 6 月 4 日

玄光社mook  「写真集のつくり方」 丹野清志著

「第4章写真集制作の方法」

尾仲さんの「LUCKY CAT」の制作工程が紹介されています。

イニュニックで制作した工程をそのまま、写真付きで紹介して頂いております。

色校正、画像補正、本紙校正。いろんな段階を踏んで完成に近づきます。

尾仲さんは全頁、すべて印刷立会いをされます。また、それはとても大切と

仰いますが、そこに行く前の画像修正のほうがもっと大切です。

大体、8ページづつ刷っていきますが、ピンポイントでその部分だけ色を

変えることは出来ません。全体で、濃度を上げたり下げたりするのがせいぜい

です。ですが、写真家の方が現場に居られると空気は引き締まります。

イニュニックでは、ほとんどの場合、私がオペレーターに写真家の方の

ご要望を伝えて、1・2台 私が立ち会って流れを決めて刷り上げると

いう段取りでご容赦頂いております。

写真集の制作の一番肝心なところは、とにかく印刷屋選びにつきます。

イニュニックが最高とは言いませんが、いろんな印刷会社に出向いて

雰囲気や設備や対応を確認して決めるのが一番です。

オーストラリアからのお客様

2014 年 6 月 3 日

オーストラリアの写真家のお客様、ロバートさん。わざわざ、通訳の方を

伴ってイニュニックにおいで下さりました。1週間前においで頂いたやはり

日本在住のアメリカ人の写真家の方のサイトでイニュニックのことを知り

すぐに、訪ねてこられたようです。ここの所毎週のように世界からお客様が

おいで下さります。言葉は通じないし、やり取りが遠いし、送料は50万、

100万レベルでかかるし、私的には「まじかよぉ」という感じなのです。

こちとら、板橋の小さな印刷屋ですぜ。写真家の紙焼き、データを印刷で

再現することはとてもデリケートな作業です。

何回もカラープルーフ出せばOKというものでは無いのです。

フェースブックか何かで広まると一気にその情報は駆け巡るのかもしれま

せんが、過剰に想い込まれても困るのです。最初は嬉しかった。

今は恐ろしいです。でも、これは大きなチャンスなのでしょうか?

この年で、若者に交じって英会話スクールに行かなければいけないのか?

しかしここは、ヤレヤレなのではなく、  「ワクワクで行って見れぇ!」

なのでしょうね?

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