明日から東京アートブックフェアーです。

2023 年 11 月 22 日

いよいよ明日、11月23日より清澄白河の東京都現代美術館に

おいて「TOKYO ART BOOK FAIR 2023」が 4日間の予定で開催さ

れます。イニュニックは、いつもながらの公式スポンサー。

プリントセクションにて出展ブースを構えています。今年制作

させて頂いた作家さんたちと交流展示即売会を行います。どうぞ

イニュニックが創った本を見に来てください。今回は新しい才能が

数多くデビューしています。

11月23日(祝):12:00~19:00

11月24日(金):11:00~19:00

11月25日(土):11:00~19:00

11月26日(日):11:00~19:00

23.11.11 文学フリマ東京37

2023 年 11 月 13 日


文学フリマが熱いことになっています。今回が過去最多の2080出店。

来年の12月1日の「文学フリマ東京39」はいよいよ東京ビック

サイトになります。全国8か所で毎月のように開催されます。

皆さん生き生きと楽しそう。狩猟採集時代が帰ってきた。農耕社会が

造り上げた格差を自ら壊し始めた、と思いました。写真家の人たちや

コミックの人たちもこっちに来ている。勿論年配の詩人の人たちも健在

です。

ニュー丁髷

2023 年 11 月 6 日

コデックス装、表紙に鏡の登場です。美容師のアーティストの方。

もう自己紹介の段階から鏡、一択でした。「鏡で行きましょう」

「出来ますか?」「出来るも何も、鏡しかないでしょう?」お客様も

鏡を考えておいでのようでした。



表紙のタイトルは、ホワイトと蛍光グリーンの2色刷り。

2色と云っても上と下の重ね刷りのシルク印刷。下の蛍光グリーンは

鏡に映ったタイトルです。美しい本が出来ました。

肉刺し加工

2023 年 10 月 31 日

久々の「紙背」の入稿がありました。デザインの岡部さんと考えました。

で行きついた先が「肉刺し加工」本邦初公開。これは私の造語です。

ヒントは、「デザインのひきだし印刷加工大全」です。表紙全面の

刺繍加工。刺繍ミシンは無いけど、10月に入れたばかりのプロッター

カッターがあります。これで私のライフワーク、未開部族の皮膚装飾

身体に施す「肉刺し加工」が出来ないかと思いました。一番盛り上がる

ピッチと深さは実験を重ね、土台の紙は岡部さんが考え、光に反射させ

て目立たせる為にPPを貼りましょうと云うのは私。表2から刃を差して

表1に見えるのは逆文字です、これは岡部さん。表2は白で刺した切れ

目から竹炭のグレーで文字がしっかり読めます。紙背と云うコンセプト

が京都の花背と通ずるコンセプトなのかは不明ですが、身体に刃を刺し

て言葉を穿つ、良いと思いました。

11月11日の文学フリマでお目見えです。

プロッター試験カット

2023 年 10 月 13 日


タブロの紙に緩衝材のような切れ込みを入れる試験をしてみました。

A3 全面に 12mmづつ3mm空きの切れ込みを入れました。1枚やるのに

25分。今回の案件は量産品なので時間的に間に合わないです。

上へ