かたちと人類 松田行正

2026 年 2 月 27 日 金曜日


壮大な博物誌、百科全書。面白かった。あとがきで書かれているけど

楽しさ主眼で書かれています。読みやすくて人類の進化と形が結び付

いてきた経緯が面白く書かれています。九つの章に分かれていて最後

が無の形。ラウシェンバーグの「ホワイト・ペインティング」に想を

得てジョン・ケージの「4分33秒」につながり、273秒が他でもない、

「絶対零度」につながるというのを初めて知りました。中学生の時に

「白い本」と云うのが流行りました。私の場合は交換日記に使ってい

ました。わが社のテーブルの上には「束見本」が時々現れます。何に

も考えないで本が完成したら処分をしていたけど、白い本で書棚を作

るべきだったと今更ながら後悔しています。

デボスの形

2026 年 2 月 18 日 水曜日

去年の暮れの大阪、民族博物館で贖った「ひとりみんぱく」鳥の形に

凹ませて題箋貼っていたのでついつい買ってしまったモノ。この本は

民族博物館とは関係なく著者の松岡さんが旅のつれづれに贖ってきた

世界の民俗学的蒐集物を1冊の本にしたものです。とても個人的な思

入れのお土産たち。旅と云うのは基本的に民俗学的探訪の研究視察な

んですよね。松岡さんは写真家であり、ガイドブックの編集者なので

様々なところに出向いておいでです。私はほとんど本の中でしか知ら

ない。しかし、妄想も良いものです。この本は、造本装幀コンクール

で賞を貰っています。昨日お出でのお客様に動物の形のデボスと題箋

をお奨めしたので、会社の皆に見せようと持ってきました。

上へ