苦しい時代
2023 年 7 月 6 日 木曜日5月から印刷関係の方々と様々に情報交換などを交えながら生末を
案じ合いました。千葉の印刷会社さんで私と同じ時期にWEBサイトを
創ってネットで注文を受けておいでの方で、4強・5強のネット通販
巨人に圧されての苦境を笑い合いました。しかしまだ我々は、古いド
メインで生き残り続けたサイトがあります。もう一方、20人ぐらいの
社員を抱えておいでの若社長は、笑っている場合ではない筈です。一緒
になったら如何ですか?とお話ししました。斯く云うイニュニックもM&A
の話は毎日のように来ます。「優良企業と思われているんだな」と勘違い
していましたが、何のことはない東京進出の足掛りにしたい地方の印刷
会社の願望です。地方の一般企業にとっての生き残りは優良WEBサイトの
構築でありそこに成功している会社は、印刷会社を必要としません。
イニュニックは丁度良いサイズだし、サイトがあり、後継ぎがいない。
任せた方が社員も、お客も良い方向に行くかもしれない。お金の心配
から逃れられる。しかしこのドキドキ、ハラハラから逃れて何が残る?
とも思います。古い仲間との思い出話は、失敗や、苦境や、挫折であっ
て、人生最後に見る走馬灯も苦渋に彩られているはず。生きる事とは、
喘ぎ、藻掻いて、苦境を逃れる不断の努力を続ける事であって、猫の
動画を眺めていては負けなんですね。「おっ、イニュニック大丈夫か?」
と思われるかもしれませんが、ラストマン・スタンディングは、私です。
秋に向けて新しいイニュニックを考えています。こうご期待!です。
どうしてこの本が欲しかったのか、今わかりました。 「冬の旅」