世界は五反田から始まった 星野博美

2022 年 8 月 28 日 日曜日

我が家の冗談は「世界はヤマヅミから始まった。」であります。イザナギ

とイザナミの最初の子供は、大山祇ノ命(オオヤマヅミのみこと)、天照

大神の兄とされています。戦いの神様で愛媛の大三島神社が総本社。山住

神社は分社とされていて、大本は浜松水窪の山住神社から出ているようで

す。ここは信州縄文との結界とされているところ。全国山住神社は、どこ

もしょぼいのです。京都のは、山に対して鳥居があるだけです。それでも

空威張りの時はこれが出るのです。誰でも生まれ落ちた時にその人の世界

は始まります。星野さんの家の稼業「星野製作所」と一族の来歴と歩んだ

場所の変遷の話。そして東京大空襲の記録と気憶。五反田は下町の工場が

沢山あったところです。3月10日が下町が燃やし尽くされた日、目黒、

品川は、5月24日、25日。山手線1週歩きをやった4月。目黒から南

の景色が大きなマンション群に代わっていき、昔大きな工場が在った事を

物語っていました。大崎から品川の間は大きな空き地が残ったままでした。

「いつかここが焼け野原になったら、何が何でも戻ってきて、杭を打と

う。」戦前と戦後でその土地の持ち主が大きく変わったのです。戦後GH

Q(CIA)は、戦後の統治を巧妙に仕掛けていたのですね。持ち主が居

なくなった土地を競売にかけるのですが、外国人優先だった。民間の軍国

主義者の分断も行われていた。公職追放にもそれが在ったようですが、上

手くいかず、結局復帰となりました。民族主義者や軍国主義者を嫌いなが

ら民族主義を利用すると云うのは自らの宗教や属性に囚われ過ぎて居るこ

との証左に他ならない。国家とは、風土であり大地である。と、アナーキ

ストが宣う。「太陽」の前にまず「山」ですからね。

イニュニックがある板橋の会社の最寄り駅が東武東上線の「大山駅」です。

神奈川県伊勢原市の大山にある「大山阿夫利神社」の神様が大山祇ノ命。


上へ