駅伝ランナー
2018 年 3 月 16 日 金曜日走るという行為は、前に飛んで着地と同時にまた前に飛ぶ。
飛んで着地する事の繰り返しです。歩く事の変形の様に
思いがちですが多分、別種類の運動です。なんでこんな事を
云い始めたかと云うと、概ね駅伝ランナーは小さいです。小柄な人が
多い。友人の息子で日清の駅伝選手だった子の結婚式に出席した
時、同僚の選手が出席してくれていましたが、みんな165センチ位
しかありませんでした。同じ飛んで着地するスポーツにバレーがあり
ますが、こちらは身体が大きい人が多い。春高バレーなどを観に行くと
選手も大きいですが、親も兄弟も皆大きいのです。飛んで着地すると
縮むのかなと思ったわけです。育ちざかりに上からトントントンと衝き
揃えられると上に行きたい力が中に充満して、身体的な肥大と云う成長
では無く、心肺機能の充実や腎機能の強靭かなどに偏って行くのか?
単純にパワーウェイトレシオの問題だけなのか?効率よく身体を速く移動
させるのは、身体がでかい方が良いのか小さい方が良いのか、そんなことを
ウダウダ考え出したのは、昨日の事です。ジムで本を読みながらバイシクル
マシンを漕いでいました。前にはランニングマシーンがずらりと並んでいます。
老若男女、運動不足の人や脂肪過多の人達がよたよた、バタバタ走って
いるわけです。いつもの光景。その中でおやと思うほど綺麗な走りをして
いる人が居たのです。時速12キロぐらいですからそんなに速くない。
少しX脚で内またです。何が違うんだろうと何回かその後ろ姿を眺めました。
上半身が揺れていないですね。凄く細くて小さい。体脂肪率5・6位です。
バイシクルマシーンを降りて憎っくき、三段腹をやっつけに腹筋台の方に
移動しました。ゼイゼイ云いながら終えると彼と目が合いました。有名な
双子ランナーのもう一人。膝からくるぶしにかけて蛇のような静脈が浮き
出ていました。