ポタジェ食べる通信埼玉 行田在来枝豆

2017 年 10 月 3 日 火曜日

枝豆と訊いて見過ごす事の出来ない因縁なのであります。

創業26年のイニュニックが立ち上がった時分の平成初期、バブルがはじけた

頃に隆盛を極めていた議論は、地球保全、環境維持、地球にやさしい消費、

産業と云うものでした。リサイクルペーパー、大豆油インク等印刷業界にもその

流れは来ていて、これからは、地球にやさしく人にやさしいと云うものが会社の

基本理念になって行くであろうと思われました。そこで名づけたのがイニュニック

です。大豆から始まったのでした。もっとも大豆好きは子供のころからの習慣で

我が家の食事の中心は、豆腐と油揚げと厚揚げで割と精進料理が中心の

食生活でした。ばあさんが尼さんをしていた関係で肉や魚はめったに食べられ

ませんでした。5月に入ると枝豆が出始めますので、毎週4袋ほど買い求めます。

湯がいて毎日食べ続ける日にちが9月まで続きます。枝豆と冷ヤッコと酒が

有れば大体生きて行けます。栄養満点完全食です。枝豆は秋が旬と云うのは

知りませんでした。夏のビールに合わせてどんどん出荷が早まったそうです。

旧暦9月の十三夜は豆名月と云われているそうです。今年は11月1日。

埼玉は江戸の胃袋を支えてきた農業県。珍しい品種が一杯あって、特に

行政主導で珍しい作物を作ってブランド化しようという計画です。

行田在来枝豆。豊かな香り、濃厚な甘み。これ読んだだけでも気になって

気になって、平常心が無くなっているのが判ります。

 

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