埼玉食べる通信「ポタジェ」
2016 年 7 月 30 日 土曜日埼玉の食べる通信が始まりました。
今月は小麦です。「ハナマンテン」と云う品種。埼玉の小麦文化、勉強になりました。
コメを税で取られていたので小麦が主になって行った。
兵庫の食べる通信は、ブルーベリー。それも丹波産です。
兵庫県は北に日本海があり、南に瀬戸内海があり、
中央に丹波があり、但馬がある。京都と神戸と大阪のグルメの胃袋を
一手に賄っております。ちょっとずるい気もします。
先日の沖縄食べる通信の発足会で久々に高橋編集長とお会いしました。
沖縄の創刊に際しての壇上挨拶で熱く語りあげ、最後の方には選挙演説の様な
話しぶりに力の入り方の並々ならぬものを見てしまったのですが、相変わらず熱い
人なのであります。今回の東北食べるは五所川原の「しじみ」です。じっくり読むと
縄文節全開です。弥生が稲作さえ持ち込まなかったらとさえ云います。しかし、
私にはその視点は新鮮でした。そういう考え方もあるのですね。稲作は東北では
難しかった。無理をしたから凶作で餓死者が出た。
月に一度、築地に行って野菜や魚を見ています。珍しいものがあったら、買って
食べています。勿論将来のためです。商品に生るものを探しています。今、候補は
「エシャロット」です。エシャレットでは無くてエシャロット。西洋玉ねぎの様なもの。
フランス料理では必ず使います。玉ねぎよりは辛みも少なくて汁気も少ないのです
が、味は濃いです。サラダやドレッシングなどによく使います。この前スーパーで
2個で500円で売っていました。築地ではそんなに高くありません。キロ900円で
20個ぐらいあります。玉ねぎなので血液サラサラで体に良くて、おしゃれで、それで
それでほとんどがベルギー産で国産物がほとんどないのです。
ワサビやパクチーも考えています。パクチーは簡単です。バルコニーで一杯出来ていて
毎日食べています。ワサビは商品単価が一番高い野菜です。これは湧水の出る
寒冷地を探さなくてはいけませんが、ちゃんとブランド化が出来れば香港や
シンガポールに売れます。
販売価格が高い物ばかり計算するインチキ農家かもしれません。
ちゃんと地域の胃袋を満たす王道を目指したいのですが、そこは、老人細腕へな
ちょこ農業のねらい目としたらこの辺りではないでしょうか。