その女アレックス
2015 年 1 月 14 日 水曜日正月明けの3連休は機械の搬入があったり田舎で
法事があったりとまたもバタバタの日が続きましたが、
昨日はのんびりサッカー見ながらミステリーを読む、
ゆるーい休日でした。プレミアリーグ、チェルシーVS
ニューカッスル。高校サッカー。アジア杯日本VSパレスチナ。
チェルシーはタレント揃えているけど、なんだか凄みは無いな
という感じ、最後のほうでセスクが居るのに気づいた。
高校サッカーは、決勝しか見てないけど小粒ですかした感じが。
日本代表は相変わらずのメンバーでまたこんなのを4年間、
大本営宜しく誇大に聞かされ続けるとなるとうんざりする。
香川のPK取り上げるホンダがすべての癌。
サッカーはチームワークが一番大切。個人競技じゃないです。
どんなにうまいプレーヤーがいても、2・3人で潰せば、何もできない。
逆に言えばテクニックが無くても2・3人がうまく連携すれば
何とか攻撃の形は作ることが出来る。
負け続けても良いから、新人で行ってほしい。
扇情的な表紙、評判を聞いて久々のミステリー小説。
フランスのミステリーはウイットの利いた饒舌さが信条かもしれ
ませんがあまり私好みでは無い。人物描写と犯した罪のギャップが
あまり大きいとのめり込んでいけない。行為は人物のスタイルや
心情を反映します。人外に落ちたものが人の営みがそこにある
云々というのはどの様な立ち位置でいうセリフなのか理解に苦しむ。
チャンドラーの「長いお別れ」を実は読んでいません。
3回買って、2回は売ってしまいました。読まなきゃとは思うのです。
でもどうしても最初の10数ページ、いえいえ、最初の2ページで
いやになる。高給ホテルの前でドアマンも知らん顔している。
オープンカーの中で酔いどれて眠っている男に近づくフィリップ
・マーロー。大丈夫かと云いながら。ココにカモを探す浅ましい
探偵業の雰囲気が垣間見え、そこからもう先に進めない。
考えすぎかもしれません。親切心を感じ取らなければいけない
ところなのかと思いますが、私はハイエナを見てしまいます。
男の話という前提で読み始めているのでその分、ハードルはとても高い。
フィリップ・マーローをハイエナというのは世界浩といえども私位の
もんでこの時点で私自身の読書感想という基準が大きく逸脱している
事実がばれてしまっているかもしれませんが、思っちゃったもんしょうが
ないです。
さて、アレックス。物語のストーリーは驚愕の事実を秘めながら、事件だけは
起き続ける。核になる物語にもう一つ刑事の物語が並行して語られるの
ですが、どうにもこうにもこの二つがリンクしない。ここが作者にすごく腹が
立ったところ、これほどの悲惨を書くんだったら、どうしてアレックスの苦しみを
もっと書いてやらない。あの兄貴が生まれる背景を書いてやらない。
結構怒りに駆られて読み終えてしまいしました。
つまり面白かったということでしょうか?