訃報
2015 年 1 月 29 日 木曜日昨日の夕方、友人の息子から訃報の連絡を受ける。
いきなりの事だったので吃驚したのですが、とにかく
取るものもとりあえず、かみさんと待ち合わせて友人宅に
向かう。廻りを林や竹藪に囲まれた一軒家なので、暗い夜道を
近づいていくと、ちょうど食卓を囲んで食事が始まったところだった。
洋館風の飾り窓のガラスの中に見える子どもたちは、多分、今日一日
バタバタと連絡や段取りで、悲しみに浸る暇もない中、忙しく準備に
追われたのでしょう。8人掛けぐらいのテーブルに12・3人がギュッと
固まって旺盛に摂る食事は輝くような生命力にあふれていた。
パクパク、モグモグ、命の唱を歌っていた。
友人がいつも座っていた場所には、長男が座っていた。
玄関からの弔いの言葉の前に不謹慎にも「良しっ、良しっ。」
などと考えたりしていた。