中野 味ノマチダヤ

2014 年 10 月 21 日 火曜日

地方の小さな酒蔵の美味しい地酒を売り続け

日本酒ブームを生みだした、「味ノマチダヤ」さん。

かれこれ30年、月一のペースで通い続けています。

酒の事をなんでも教えてくれます。

先日行ったら、ワインセラーが出来ていました。

奥さんと娘さんたちで力を入れるそうです。

最近海外にも卸しているそうです。まだ1000万ぐらいしか

行って無いようですが、台湾、シンガポール、サンフランシスコ

等から注文が入るようです。

今日の新聞に岩国の旭酒造の「獺祭」の酒米の山田錦の

事が記事になっていました。丁度獺祭の話が出たところでした。

シンガポールあたりから、3000円の酒を3万でも4万でも買うと

云って来ているそうです。でも木村の社長はそういうことはしない

人で、小さな新しい酒蔵の応援が基本の人です。

14代、磯自慢、新政、獺祭など有名どころはすぐ見かけなくなり

ますが、無名の酒蔵の物でもここに選ばれたものはそれなりに

美味しい。先代のお爺さんが始めた酒屋が息子の社長で花開き、

英語などもバリバリ話せる娘さんたちで大きく世界に飛び出そうと

している。初めて店を訪れた時にはおじいちゃんもおばあちゃんも

店に立っていた普通の街の酒屋さんだったのですが・・・・・・。

イニュニックも外国のお客様にお越しいただくのですが、私が

ほとんど喋れないので折角のお話が纏まらないこともあります。

力があれば、世界のどこからでも見つけてくれる環境になっているの

ですね。渋谷や原宿のショップでも英語が喋れる店員がいるのは

当たり前になっているようです。池袋のヤマダ電機とビッグカメラは

中国語を喋れる人を入れたか入れなかったかで明暗が分かれた感も

ありますが、これは別の問題です。

昨日、開けた酒は「八兵衛」三重県の小さな酒蔵です。

これがすっきりしていてとても美味しい。冷でも燗でもどちらで行けます。

1900円でも十分美味い。

シンガポールのあのプール下のレストランで「八兵衛」が飲まれるのも

あながちあり得ない話でもない時代になっているのだと思います。

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