ポゼッションフットボール

2014 年 6 月 19 日 木曜日

前回のワールドカップから、スペインのサッカー、リーガエスパニョーラは

昔ほど熱くは見なくなっていました。面白くないのです。パス回しだけ

延々とやっていて、ゴールに近づこうという意志が感じられない。

守る方もなぜ、マンツーマンディフェンスに持っていかないのか不思議

でした。小さい人が多いので身体を寄せればそれほど難しくなく、破たん

するのは目に見えていました。そしてスペインサッカーの一番大きな問題

点はボールを廻すこと、ただひたすら淫球に溺れている。淫球は心と身体を

萎えさせます。パスサッカーの基本は誰かにパス出したら走ること。

ボールを貰えても貰えなくても走る。そして三角形を作りながらゴールを目指す。

しかしスペインサッカーはボールを保持し続ける事を目的としています。

そんなサッカーはまず体が腐り始めます。90分そんなことばかり、やって

いるから走れなくなります。ベップがいた時のバルサはそれでも走らされて

いましたが、ベップが居なくなったら、何だか知りませんがパスばかり廻して

います。メッシだよりの攻撃パターン云々を言っていましたが、本質的に違うと

思います。戦う心が萎えていくのです。サッカーで一番大切なのは闘争心です。

そして、それを支え続ける走力です。スペインはそれらを無くしてしまったので

しょうか?慢心が油断を誘い、油断が決定的なミスを侵します。南米のバルサ

組は、さてどうでしょうか?金と銀に染めたのが少し気になるところです。

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