神田 藪蕎麦
2013 年 2 月 20 日 水曜日太ももより低い座卓。平べったいおちょこ。
鼻声で迎えてくれる「いらっしゃーーーいぃ」
20年ぐらい前に母が上京した時に一回だけ訪問したことがあります。
かまぼこや卵焼きで酒飲むのを知ったり、店の人が鼻声で喋るのを
聞いたり、「おーぉ、これが江戸っこの文化なのか」と驚いた。
おっかさんは、鼻声を聞くたびににやにやしておりました。
火事で少し焼けたようですが、修繕出来たらまた行きたい。
3月はそばが一番おいしくなる時期だそうです。割と有名なのが
新そばが取れる10月、11月だそうですが、4,5か月置いた3月が
一番熟成されておいしくなる時期だそうです。自慢できるほどの
蕎麦喰いでは無いですが、荻窪の「本村庵」で蕎麦というものに出会って
目白の「翁」や美味いと言われた店にはよく行きました。ただ、私はそばを
かえしの中にどっぷりつけてわしわし食べるので、ほとんどの店でいやーな
顔されます。多分ほんとのそばの味を理解してはいないのでしょう。
だけど、蕎麦屋のストイックな雰囲気は好きなのです。すぐばれてしまう
お里であるにしてもです。