昆虫食

2013 年 5 月 17 日 金曜日

最近続けて昆虫食の記事を読みました。25年後には昆虫も

普通に食べるようにならないと世界の食料を賄えないということでしょう。

食事に関しては我が家にタブーはありません。イナゴ、ハチの子、アリ

イモムシ、インドネシアではゴキブリみたいなのも食べたことがあります。

ワイルドライフでカメレオンやメガネザルが鷲掴みで昆虫を食べているのを

見るとほんとに「ワイルドだぜぇ~」ですね。

さて昔泊まった、長野県諏訪湖温泉 みなとや。

小沢昭一さん、永さん、白州さんなどの定宿として有名だった

ところ。過去形になっちゃったけど、永さんは、まだ生きてる。

ごめんなさい。土曜日のラジオは、何言ってんのか判らなくなり

始めているけど、なんか喋っているだけで、「まあ、なんとなく嬉しい」

そのみなとやさんの食事が面白かった。大女将が取り仕切る

夕餉はハチのこ、イナゴ、ザザ虫などの前菜から始まります。

一つ一つ解説を聞きながら、みんな恐る恐る手を出すのです。

我々夫婦はまあ平気なので、メガネザル顔負けのスピードで

平らげていくのですが、ザザ虫だけは、少し躊躇します。

ゲジゲジのような感じだったでしょうか?すかさず見咎めた

大女将が「最近ザザ虫が高くなっちゃってねぇ~、キロ4・5万円も

するのよう。」と言いますが、私は内心「だったら普通の美味い物を

出してくれればよいのに」と思ってしまいました。

過剰に大昔の郷土料理におこだわりの様子。この後が馬刺しで

次が馬肉のすき焼き。ちょっといっぷう変わったお宿です。

牛肉などと比べて昆虫は繁殖力が強くて場所を取らないし、

餌が少なくて、高タンパクで豊富なミネラル。環境負荷も軽減出来て

ナイスな食材。霜降り和虫や熟成イモムシなどすぐ研究され、すぐに

違和感なく、食べられるようになるでしょう。

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