白黒つける

2012 年 8 月 2 日 木曜日

哺乳類の中で色の判別がつくのは、人間と一部のサルぐらいで、他の

動物たちは皆モノトーンの色のない世界に生きているようです。

動物の体の色で多いのは白黒であと茶色かグレーが多いですね。

哺乳類は、恐竜時代からの名残で夜行性の習慣がついてしまったため

体も夜秘かに動いても目立たないような色に変化したのでしょう。

目の方もそれに合わせて変化し、明暗を感じる桿状体が発達して

色彩を感じる錐状体は発達しなかったようです。

色彩を感じる事が出来る吾々人間の目から見たら、パンダやシマウマ

イルカなどの白黒の動物たちは、とても自己主張が強そうで目立つ存在

なのですが、モノトーンの世界に生きる動物たちにとっては、白黒の方が

風景に溶け込んで目立たない存在になるようです。

ペンギンは哺乳類ではなく鳥類なのですが、やはり色が判らないので

しょうか?くじら、シャチ、イルカと同じような捕食行動をしているので、

それなりに体色の意味が他にもあるのかもしれません。

さてパンダとペンギンです。白黒のパンダとペンギンに白黒つけられて

いるのです。ネット業界、戦々恐々なのであります。

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