ビルの谷間から隅田川の花火を見る。テレビも観ていたけど、
今年の花火はさびしい。
埼玉の越生へ梅干を買いに行く。たまたま雑誌で知ってからこの3・4年は
このおばあちゃんの梅干を毎日食べています。いつもは宅急便で送って
貰っていたのですが、私の命を支えてくれている方は、どんな方なのか、
また一言お礼を言いたくて、直接訪ねてみました。
手島アキ子さん。昭和2年生まれの御年84歳。
身長150センチぐらいなのに、手は私のより大きい。
うちわのように大きいですねと言うと「そうなのよ。これが私の
勲章なのよ。」と笑います。ずっと働き続けて来た人の手です。
84歳とは思えない元気さです。
「私は梅に生かされているのよ。」と云って嬉しそうです。
これからは毎年、会いに来ようと思いました。
吉見百穴。
明治時代は土蜘蛛人の住居だと偉い先生が発表したそうですが、
今では古墳時代の墳墓だというのが定説。中は1.5メートル四方の
小さな空間。一つに入ってみたけど、誰もいなかった。
ひかりごけ。
エメラルドグリーンのものがそうです。奥深い暗闇でこの群生を
観ることができたらきれいだなと思います。
「ひかりごけ」は読んでいないけど、大まかなあらすじは知っております。
倫理などでは括れない、生きようという意志の輝きを表わしているんでしょうか?
トンネルの中からずっと光の射す向うを見ている。