蠟引き加工
2011 年 8 月 30 日 火曜日イニュニックの新しい社封筒です。
東海クラフトH判129.5Kの用紙で角2封筒を製袋して両面に
蠟を引いたものです。水ぬれに強く、昔はよく魚屋さんなどで魚を包む袋に
使われていました。江戸時代、浪人の傘貼り内職の仕上げに蠟を重ね塗り
して番傘を仕上げました。
現代では純白ロールなどの包装用用紙や耐油紙が一般的です。
あまり需要は無い様でもう都内に数件しか、蠟引き加工屋さんは、
残っていません。
技術は時代を映しますが心も表します。残し続けたい製法です。