きことわ

2011 年 2 月 16 日 水曜日

懐かしいことばや、綺麗な言い回しがぎっしり詰まった

類い稀な表現力。流石に文学一族の才媛です。

きこととわこ、過去と現在、夢と現が綯い交ぜになった不思議な話。

でもそれが違和感なく一つに納まっているような感じもあるし、

バラけて拡散し続けているような感じもします。

中心を持たないことですべてが一つ。ひとつが全て?

26歳で凄い才能やと思います。でも言葉ひけらかしすぎ。

15歳や8歳の女の子は、蕎麦手繰ったりしないと思います。

今回は、文学のお嬢様と文学の愚連隊、二人でワンセットの

受賞かなと思いました。書店や中づりの二人の写真見てたら

夫婦みたいに見えてくる。 でも西村君が奥さんで朝吹さんが

旦那さん。 西村君寂しそうないい目をしてる。逃げようのない

私小説作家の顔だぁ。

ジュンク堂に並んでた本、4冊全部買っちゃいました。

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