大相撲八百長

2011 年 2 月 5 日 土曜日

大相撲は様式美を愛でる伝統芸能であり興行だと思います。

勿論、力を張り合う勝負事であるので勝ち負けが重要な要素であるのは

確かですが、それよりも型としての様式に則って執り行っている作法のほうに

意味がある伝統芸能に近いものだとおもいます。力と力の戦いは勿論ベースに

あるべきでしょうが、お互いの阿吽の呼吸にある程度任せて、怪我をしないように

筋書きと演出でドラマ性を持たせてちゃんとやるべきだと思います。

興行とスポーツの境をあいまいにして星の売り買いをさせてしまう、給料体制や

上下関係に問題があるように思います。

何でもかんでも目くじら立てて白日の下に曝け出すのは、どうなんでしょうか?

あんな巨漢が本気でやりあう真剣勝負だと、みんな怪我だらけでそんなには

持たないように思います。ほんとにスポーツとして真剣勝負させるのだったら

ちゃんとプロテクターや防具をつけさせて安全に行えるようにルールを取り

決めるべきです。

どうでしょうか?  アメリカンフットボールのようなプロテクターを着けた

相撲を誰がみたいでしょうか?

Jリーグだって興行だしボクシングも興行です。民主主義だって興行だし、

私の人生だって興行みたいなものです。

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